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傾いてしまったとき



Hello,hello,hello,how low?


昨日と今日を差し替えても違和感のないような生活を繰り返していて、それなのに明日は見えない。



感情があふれでてしまえばいいのに、と思う。
そうするまでの感情はないのだけれど。
恐怖も緊張もなく







時間だけがただひたすら流れてる。でも別にいやじゃない









と、ここまで書いておいて10ヶ月以上放置していたメール

私は自分が成長したと思うより、退化したと思うことの方が多い。今のところ。いつかこんな自己保身投げ捨てて強くなりたい。

まどろみ消去


しかし、考えてみたら、人間の社会なんて、元来そんな落ち着かない環境なのだ。
だんだん、申し合わせたみたいに、みんなで鈍感になって、頑張って単細胞の不感症になって、いろいろなことが気にならなくなるのだ。
近くに大勢の人間がいると、川を流れる石ころみたいに丸くなる。それが社会というパッケージの本質で、つまりは、その鈍感になれる能力のため、人間だけがこんなに生き残っているのだろう。
なんといっても、鈍感さほど強力な武器はない。
鈍重さほど攻撃的な能力はない。
人間というカートリッジには、それが入っているのだ。








何となく意味ありげではある。
しかし、まったく意味がないかもしれない。
そんなものが、多すぎる。
この世には、そんなものばかりなのだ。ひょっとしたら、それが、「面白い」という言葉の定義だろうか、とさえ思われる。

知ったような形





軽く

比喩とか、思い付かないなあ
考えるっていう発想がない
何言ってんだ自分って思うし



想像力が欲しい。
好きに映像も文字も数字も音も色も空間も次元も…
自在に、無限に出来たらいいのになあ








「人間の意識には『睡眠』と『目覚めている』と『自覚』の三段階があって、状況に翻弄されて自由のない現在の人間は、ただ目覚めてるだけで何も判ってないという状態なわけや」

≠1



新緑が綺麗で嬉しくなります。





前の記事に引き続きのような内容


もちものをふやすということは、ほんとうにおそろしいことですね

とスナフキンも言っていたし
物質的にも精神的にも、あれもこれも欲しくなる。


物欲は限りないと思っていたけれど、何かが買えることを実感したかったのと何も考えていなかったというのが原因




知識があるのも大事だけど、それより何も無い状況から考えられるってことが大事なんじゃないかって思います。


自慢に入るけれど私、物知りだって誉められることが結構あって
あってというかあった…かわざわざ思ってることを言うのが面倒だからここ一年くらいすごい無口

何かを教えるのって、優越感を得たいんだなあって気付いてからなんとも…そう考える私が浅ましいのかな。
最初は純粋に、博識な人って格好いいってところから始まって、色んなことを覚えようとした。
でもそれって裏返せば自分が格好いいって思われたいだけなんじゃ?
格好いいって思われたいのが駄目なのか?
教えるのが優越感に繋がらないで誰かのために、とか慈愛に満ちた人もいるかもしれない。

教えるに話がそれたけれど
知識について、あればある程良いと思っていて、それは脳の許容量が果てしないっていう自負からだったのかな。
記憶力が無限にあるなんて思ってないけれど、欲張りなのは適量が分かっていないからだと思うし。




自分の屋根裏部屋に選んだ家具を入れるつまり覚えたいことを覚える、には訓練なのかな。
確固たる意思とか決意が必要なのかもしれない。
何でこんなこと覚えてんだろってなるようなものも、覚えたいと思ったのか?

何が有用なのかを決めるのも難しい。
物質でも精神でも何も考えていないのかもしれない。知った風な口をきくだけで。

A Study in Scarlet


His ignorance was as remarkable as his knowledge. Of contemporary literature, philosophy and politics he appeared to know next to nothing. Upon my quoting Thomas Carlyle, he inquired in the naivest way who he might be and what he had done. My surprise reached a climax, however, when I found incidentally that he was ignorant of the Copernican Theory and of the composition of the Solar System. That any civilized human being in this nineteenth century should not be aware that the earth travelled round the sun appeared to me to be such an extraordinary fact that I could hardly realize it.

“You appear to be astonished,” he said, smiling at my expression of surprise. “Now that I do know it I shall do my best to forget it.”

“To forget it!”

“You see,” he explained, “I consider that a man's brain originally is like a little empty attic, and you have to stock it with such furniture as you choose. A fool takes in all the lumber of every sort that he comes across, so that the knowledge which might be useful to him gets crowded out, or at best is jumbled up with a lot of other things, so that he has a difficulty in laying his hands upon it. Now the skilful workman is very careful indeed as to what he takes into his brain-attic. He will have nothing but the tools which may help him in doing his work, but of these he has a large assortment, and all in the most perfect order. It is a mistake to think that that little room has elastic walls and can distend to any extent. Depend upon it there comes a time when for every addition of knowledge you forget something that you knew before. It is of the highest importance, t
herefore, not to have useless facts elbowing out the useful ones.”

“But the Solar System!” I protested.

“What the deuce is it to me?” he interrupted impatiently: “you say that we go round the sun. If we went round the moon it would not make a pennyworth of difference to me or to my work.”




Heはホームズ、Iはワトスン
ここの二人の会話好きです。


教養がある人物(ホームズ)が地動説も、地球が太陽の周りを公転していることも知らないのかと驚くドクターワトスン

今知ったこと(地動説とか)を忘れるようにしなきゃというホームズ



ホームズが考える頭脳についての言葉が思慮深いというかはっとしました



「僕が思うに、人間の頭脳というものは、もともと小さな空っぽの屋根裏部屋のようなもので、そこに自分が選んだ家具を入れとくべきなんだ。
ところが愚かなものは、手あたりしだいにいろんなガラクタまでしまいこむから、役にたつ肝心の知識はみんなはみだしてしまうか、はみださないまでも他の物とごちゃ混ぜになって、いざという時に取り出しにくくなってしまう。
熟練者は、脳という屋根裏部屋へはちゃんと細心の注意を払いながら知識をしまうんだ。自分の仕事に役立つ知識以外は、いっさい入れない。それだけでもたいへんな種類にのぼるから、あらゆる知識を完璧に整理しなくてはならない。
そもそも、この小さな部屋が伸縮自在の壁ででもできているかのように、いくらでも伸びたり広がったりすると考えるのが間違いなんだ。どんどんつめこんでいけば、新しいことをひとつ覚えるたびに古いことをひとつ忘れる時が、必ずやってくる。
だから役に立たない知識のために、有用な知識がおし出されないようにすることがきわめて大切なんだよ」
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