スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

無用

自分の顔に耐えられなくなる。
外見に耐えられなくなることのうち、九割は顔だと思う。
父親似のブサイク。
自分が鏡で見ている顔と、他人が見ている顔とは違うって聞くけど、脳内補正してこれなのか…(笑)
笑えない。
他の兄弟が器量が良いから劣等感がかなり昔からある。

顔の事考えないようにしてたんだけど、いきなりやっぱりダメだなってなった。
性格が顔に出るの自覚してるから考えないようにしてるところあるし、一時は笑顔とか意識してたんだけど好きになれないなあ。
メディアの美人崇拝は関係ない。はず。可愛い人好きだし
美醜の基準は人それぞれだろうけど、美しさはどうやって決まるんだろう。バランスなのかな。
無条件にちやほやされて、自己肯定感高い人生を歩みたかった。

十代で悩むような事を悩んでる。
自意識に耐えられなくなる事が多い。












春日「物事の整合性に囚われすぎると、妙な行動になる。論理性が勝っちゃうと、俺の言っていることは絶対に正しいって、変な形で自己肯定するから。俺は正しい。故にお前は間違っている。そうなると、何かもう、嫌悪の対象になるよね。とにかく狂った人はみんな理屈っぽい。支離滅裂なヤツってあまりいないから」
無力感は狂いのはじまり 「狂い」の構造2/春日武彦、平山夢明


おじさん



おじさんはブーツをはいている。
おじさんはミニに乗ってやってくる。
おじさんの脚は細い。


おじさんが母親と話していると、私の方を見て「なんでだろうって思うことがあるんだよね」って言う。
「花咲かじいさんの歌詞に裏の畑でポチが鳴くってあって、ポチって犬の名前が時代的に新しいんじゃないか」

それから私の頭の中でぐるぐるした。
外来語なのか、日本語なのか
いつ作られた歌なのか
童話は古いだろうけど…犬…名前…
他の話が終わる前には頭の中で終わってたけど、聞きながら考えてたから頭が飛んだ。


この前のはすぐにわかったのにというか知ってたのに。
おじさん「なんでだろうって思うことがあるんだよね。知ってる?マンホールがなんで丸いのか。なんで正方形じゃダメなのか」

理由知ってたけど、教えたそうだったから知らないって答えた。













過去は、魂から健全さと威厳を奪う陰謀者である。時間と空間は目が生みだす生理的な色彩にすぎないが、魂は光だ。光があるところは昼であり、光があったところは夜である。歴史は、私の現在と未来に関する快い寓話やたとえ話にすぎず、もしそれ以上のものであるなら、見当はずれの有害なものでしかない。
自己信頼/ラルフ・ウォルドー・エマソン

般若

何もしてないのに負けてる感覚。
始める前に芽を摘み取られたというより、種を蒔かなかった。
時代的な影響もあるけど自分の場合人格がちょっとなって考え直した。


先行きが不透明な時代だから人気なのか、不安を分かりやすく解消する方法が受け入れられやすい。
何が正しいか分からないからこそ「これさえあれば」
これさえすれば、これさえ勉強すれば…
煽り煽られて意味不明になってる。
拠り所を探して居場所が分からなくなる。
宗教の基盤もないからなあ。
形式的でも組織って大事だなー。
貧乏でも希望がある時とない時の差ってなんだろう。













更に遡れば、おからは人間が食ふ豆腐のかすの余り物かも知れないが、豚は豆腐とおからとどつちを選ぶだらう。私が豚だつたら、おからの方をいただく。さうだらう、豚諸君、おからの方がうまいね。おからの成分は豆の皮であり、何物によらず皮のすぐ裏側はうまいにきまつてゐる。
御馳走帖/内田百間

麻痺


情緒が不安定。
ぶれてるのはよくあることなのに耐えられなくなる。


いかに自己正当化を図るかの生活だなと思う。
行動も思考回路もそう動いてる。
過去の仕打ちや環境に言及するのも、努力をしないための言い訳。
感謝しよう、自分は恵まれてるって思おうとしても忘れちゃう。
根本が「虚しい」「やりたくない」「生きたくない」だもん。
性格としての希死念慮って言葉に多少救われたのにな。


自分一人のために生きるのには限界な気がしてきた。何かのため、誰かのため、幻想でも追っていないと人生厳しい。
アイドルでもフィクションでもいい。
現実を忘れられる何かが欲しい。














一方ではしかし、父の怒りのほうが、遥かに立派で尊敬すべきものだと感じていた。そして父に叱られても、心の底では父とまったく同感だった。
トニオ・クレエゲル/トーマス・マン

前の記事へ 次の記事へ