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潤びる


 





ほとびる【潤びる】

[1]乾燥していたものが水を吸ってやわらかくなる。ふやける。
[2]増長する。




長風呂をしたときに指がなるような、コーンスープにパンを入れたときになるような
そんな時に使う言葉でしょうか
知らない言葉に出会っても読み方や意味を調べるだけや調べずに流したり、使い方や語源を調べるものまで様々で。
腑に落ちる瞬間が数年がかりだったりして、言葉って不思議だなと思います。

語源といえば、planet(惑星)とplankton(プランクトン)という全く結びつかないようなものが、同じ「さまようもの」という語源でつながっていたり、興味深いです。










「その時干した貝が水にほとびるように、両方の目に潤いが出た。女は目が開いた。「厨子王」と云う叫びが女の口から出た」

森鴎外『山椒大夫』
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