福島市で10月から「福島こでらんに博」が開かれます。
この「こでらんに博」は以前ご紹介した東北観光博と似た形で、福島市全土を博覧会のパビリオンに見立てていろんなイベントを行い、福島県の秋を楽しんでもらおうというものです。
特にオープニングイベントとか、会場を決めてやるわけではなく、逆に言えば福島市の全てが会場。だから「まるごと博」と表現する時もあります。
果物狩りや音楽イベント、餃子博やスカイスポーツイベントなど秋のイベント全てを「福島こでらんに博」と関連付けてスタンプラリーなどを行うものです。
いわば観光キャンペーンです。
ちょっとググるだけでもわかりますよ。
10月から11月くらいがイベントのメインで毎週いろんなところでイベントをやっています。
好きなイベントの時に好きな場所に行けばいいのですが…
ちなみに今日の武田氏のブログに
「緊急呼びかけ! 福島「まるごと博」の自重を求む!」
という記事が載せられてしまっています。
「このようなことをすると放射線障害が出る可能性が高く、そうすると福島市の人は傷害罪と同じです」
「まるごと博」の会場前でデモをしてピケを張ってください。自分が被曝を避けられないから、他人を被曝させるというのは日本人の気持ちではありません。」
「福島市の皆さん! 苦しいことは分かるつもりですし、除染もできるだけ早くやって綺麗な福島を取り戻すために私も全力を挙げます。でも、被曝者を増やすことは賛成できません。
是非、中止してください。原子力関係者、お医者さん、教育関係者、公務員の皆さん、協力してください。健康を守り、法令を守ること、それはとても大切なことです。他人を法令違反の範囲に呼び込んでお金を儲けても何もなりません。辛い反省の一生が残るだけです。」
ふざけんな!!!
です。
震災以降私が知る限り、武田氏が福島に来たのはほんの指折り数えるほどの講演会だけ。
ある程度の提言が公開され、参考になったこともありますがそれ以上に福島県を貶めています。
その地に住んでいる人に対して失礼な話です。
そもそも「まるごと博」ってなんですか?
正式名称も趣旨も解らず「会場」なんてないのに会場でピケを貼れとはいったいどういう事なのか。
きっと、たまたま新聞で見たからというだけでしょうね。
福島市では震災後たくさんイベントが行われいています。
それは「こでらんに博」だけにかぎりません。
わらじ祭りや、復興祈願花火大会。コードF。
IRAの競馬だって震災後中止されていたのが今は再開されています。
それら全てが他の人に放射線障害を強いる傷害罪だというのでしょうか?
イベントは別に参加を強いるものではありません。
極端な話。来たくない人や被ばくが気になる人は来なければいいんです
福島が怖いというのであれば無理に来てくれなどとは誰も言いません。
もし福島を応援してくれるなら、福島の美しい自然や美味しいものを楽しんで欲しい。
福島を被ばく地ではなく、人々が今も当たり前に生きる土地なのだと解って欲しい。
そして福島で頑張っている人達に元気を与えたい。
そう言うものです。
なんでもかんでも「風評被害」というのは好きではありませんが、福島を一纏めにして本当の意味での風評被害を広めている人に言われたくはありません。
福島に住む者は祭りをしてもいけないというのでしょうか?
まあ、これをきっかけに「こでらんに博」がより全国に知れ渡るかもしれませんね。
私の目当ては土湯温泉の
「渡邉治右衛門からの挑戦状 「秋の段」
コードFをお手本にしての謎解きイベントのようです。
参加したらレポートしますね。
まるごと博、何も全国の子供に来てもらうように呼びかけてるわけではありません
いつもの市内の催しです
この教授、本当に福島のこと知ってるのでしょうかね?
危険な地域に70万人が普通に暮らしてます
伊達市に住んでます
http://www.o-tomo.net/
書き込みありがとうございます。
さて、まるごと博の「会場」に中止を呼び掛けに来た人はいたのでしょうか?
福島に住んでいる人は、それぞれがそれぞれの思いを胸に抱きながら悩み、考えながら生きています。
その人達が暮らしている場所で、頑張っている祭りを否定する権利は誰にもないと思うのですが…。
伊達市には先日のコードF−3の時行きました。
その時貰った伊達市応援隊にも申込みしました。
またぜひ行きたいと思います。
御心労も多いかと思いますが、一緒に頑張っていきましょう。
遠い岡山からも応援してますよ 震災のあと福島を応援したくてお米買いました
むちゃくちゃ美味しかったですよ〜
これからも応援していきます