Character

儀式屋/女王/ミュステリオン2/魔術師/その他
§儀式屋§

都市伝説「魔術師の契約」に登場する謎の人物。
その正体は『儀式屋』という店の店主で、名はそこから。本名はない。
姿形は様々に変えられるらしいが、基本的に青年の姿をとる。
常に薄笑いを浮かべ、少し上から目線な喋り方をする。
魔法も使えるらしい。
青年時は、黒髪に紅い瞳で、死者のような顔色をしている。

§アリア§

鏡の中に住んでいる美女。
鏡の中であれば何処にでも移動出来るが、外には出られない。
儀式屋からは、やや特別扱いされている。
『儀式屋』にいるが、決して従業員ではないらしい。
極度にサンに恐怖を示す。
丁寧な割りには少しキツい喋り方だが、姉御肌。
同性ですら見惚れる程の美人で、長い金髪は腰まであり、やや吊り気味の蒼い瞳をしている。

§ユリア§

本名は神谷ユリア。
元々は普通の中学生の女の子だったが、訳有って『儀式屋』の従業員となる。
見かけは儚い印象だが、儀式屋いわく、なかなかに賢く、覚悟をすれば強い女の子らしい。
『儀式屋』始まって以来の女の子従業員で、周りはそわそわしっぱなし。
肩までの黒髪に黒目、14歳で周囲の人間に比べたら背が低い。

§ヤス§

『儀式屋』の従業員の一人で本人曰く警備員。
『儀式屋』内で一番明るく、そしてやたら喧しい男。
精神年齢は18歳で止まったままだが、実年齢は38歳。(外見は二十歳くらい)
アリアを姐さんと慕い、儀式屋を旦那と呼ぶ。
サンとは過去に何かあったらしい。
染め抜いた茶髪に黒目で、大変背が高い。
ユリアとは頭二つか三つ分くらいの差があるらしい。
警備員ということで、常に剣を携えている。

§J§

『儀式屋』の従業員の一人で、本人曰く儀式屋がいない場合の代理人。
奇抜なスタイルで、容姿だけ完全に浮いている男。
その浮いた容姿同様、性格もどこか変わっている。
サンとはその辺で気が合わない。
お菓子が好きで、専用の菓子箱がある。
金瞳に赤と白のツートーンカラーの髪で、白い側だけ顎のラインまである。
額の右側には“J”とタトゥーが施され、名の由来はそこから。
眉と耳にはピアス有り。

§アキ§

『儀式屋』の従業員の一人。
従業員の割に店にいることは少なく、どちらかといえば外に出ていることの方が多い。
常にぼんやりしているが、どこか頭のネジが吹っ飛んだような危ない雰囲気が全身から溢れている。
滅多に自分から話すことはなく、基本的には無口である。
昏いアメジストの瞳に、桜貝色の頭をしており、太い赤のフレームの眼鏡とやたら濃い隈がトレードマーク。