明日は小学校の離任式なんだそうです。
学校の先生方も結構異動があるようで、子供達もお花や手紙を準備すると言ってました。

学校勤めや保育士なんて仕事をしていると、別れにはどうしたって慣れなくてはいけません。
毎年子供達を色々な形で送り出すことになりますし、そうして別れた子供達と再会できることは稀です。
時折スーパーで声をかけられたり、何年かして実習や色々な形で出会う事もなくはありませんが、大抵の場合子供達も新しい生活に一生懸命で、幼稚園や保育園など終わったことを振り返っている余裕は無かったりします。
遊びに来るよ〜と言っても来る子は殆どいませんね。
だから、私達は去る子供達になるべく心を残さず、明るく笑って送り出すことが大事なのです。
そして新しい子供達をまたまっ白い心で出迎える。
その繰り返しが子供に携わる仕事をする者の宿命であると思います。
とはいえ、別れの前の切なさはどうしようもないことなのですが…。

震災後は特に避難で引っ越して行った家庭なども多いです。
でも、それとは逆に震災後、会津若松から仕事の関係でこちらに越してきて人事異動でまた戻ることになった人(子供)もいます。
上の命令には逆らえませんが、やっと慣れて楽しんでいた所だというのに残念だなとは思います。
明日が最後の日。
特別な事は何もしませんが、皆で仲良く遊べたらと思っています。
また、再会できる可能性は少ないですが、それでも田村市での生活が、少しでも楽しい思い出となってくれればと願ってやみません。

ふる〜〜い歌ですが「じゃあね」という歌をこの時期いつも思い出します。

4月になれば、悲しみはキラキラした思い出

ステキな輝く思い出が今までも、これからもたくさんできますように…。