今日は田村市の文化祭です。
また合わせて田村市内の神社の祭礼もあったので朝から花火も上がって聞こえてとても賑やかでした。
常葉町では昨日、船引町内では今日、おみこしが出ていたようです。
最近は子供の数も減っているのでおみこしを担ぐのはもっぱら大人。
でも子供も山車を引いたり軽めのおみこしを担いだりして元気に町を練り歩いていました。

震災以後今まであんまり祭りとかに興味を持たなかった若い人達も、青年団や婦人会に入って活動するようになったと聞きました。
あの震災の時、近所の人同士、互いに助け合い、励まし合い、地域の力を感じたからかもしれません。
だとするとたくさんのものを奪っていったあの震災に与えられたものもやっぱりあるのかもしれませんね。

田舎の文化祭はいろんな人達の作品展示の場でもあります。
子供達の絵や習字や工作。
かかしや盆栽、老人クラブのフラワーアートや編み物、手芸品。
農作物の展示即売に婦人会の料理などなど。
決してよそから人を招けるようなイベントではありませんが、これも大事な交流の場なのです。