ちょっと日にちが過ぎてしまいましたが、先週の土日は用事があって東京、渋谷に行っていました。
その帰り、新幹線の時間を気にしながら急ぐ私の足を、長〜〜〜〜〜〜い行進が止めました。
デモ行進をやっていたのです。
原発反対のデモ。
頭とお尻が見えないくらい長いデモ隊が交差点通過し終えるまで信号は止まり、車も人もたっぷり10分以上の足止めを食いました。
「げんぱつやめろ」「げんぱついらない」
歌いながら歩いていく彼らを見て、何とも言えないモヤモした気持ちを感じたのはけっして乗り遅れそうになったからではなく。
彼等が決して被災地を思って反対しているわけでは無いと感じたからだと思います。
まるでお祭りを楽しんでいるかのような笑顔の人達が多かったのです。
勿論深刻な思いを抱いていた人も少なく無かったのでしょうけれど。
原発とは全く関係ない集団もいくつも参加し沿道に手を振っていました。
後でそれが全部で6万人を動員した大デモであったと言う事を知りましたが、結局あのデモが何かを変えたということはありましたか?
福島の様子も頼りにならない国も悪意に満ちた東電も、原発の運転状況もまったく変わりません。
極論あのデモに何か意味があったのか?とさえ思います。
6万人を集めた。
それは凄い事です。でも
それだけの人が集まったのならもっと他に具体的にできる事があったのではないのでしょうか。
歩くだけでなく、集まるだけでなく、もっといろんな事が
。
実際に参加していない私に言う権利はあまりないのですが…。
デモだろうと何であろうと別にやるのは構いません。
けれど。その件でたくさんの人が迷惑も受けたと思います。
動員した人の数と行動で世論に訴えるのがデモですからあながち的外れではないのでしょうけれど足止めされた車や人にイヤな気持ちも感じました。
私個人も大幅な予定変更を余儀なくされました。
せっかくの東京であったのに。
デモに参加された方を否定するのではありません。
ただもったいなと思いました。
6万人の力が。1日が。
これは私の一方的な意見で思いです。
もしデモに参加された方がいたら教えて下さい。
その日のお話しを。思いを。
ぜひ。
お願いします。
2011-9-27 09:22
6万人の力ができる事
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プロフィール
地 域 | 福島県 |
ブログ主さんのお気持ち、痛いほどわかります。
私のブログでも、このブログをご紹介させて頂いて構いませんか?
皆さんに福島県の現状、田村市の現状を知ってもらうために貴重なブログだと思っています。
日本でのデモは署名を集めるなどの行動がなければ
政治にたいしての影響は少ないかもしれません。
多くのひとが意識を同じにすることは無駄じゃないと思います。
ですが、そのときだけというのではなく、その意識を持ち続けなければならないと思います。
デモ自体は道や広場を使うので、支障にならないよう注意する必要がありますが、多少周りに迷惑があるのはしかたがないかもしれませんね。
これからの未来を考えるのであれば、こういった動きは悪くないと思います。ひとびとの意識が原発推進だと、やはりそうなっていきますから。ひとりでも多くのひとが、もう原発はいやだと思うことで、世の中も変わっていくと思います。
あの中には福島からバスで乗り付けてきた方もいらっしゃったし、その中の代表の方が胸を打つスピーチをなさいました。
福島を見て、2度とあのような事故を起こしてはいけないとたくさんの人が思い、あの場に足を運びデモをしたのでしょう。
何かを訴えるために5万人集まったという事実。
それがいますぐ何かを変えることは出来なくても、無関心には思わない人がたくさんいるんだということを世間に知らせるためにはデモは必要なのではないでしょうか。
ブログ主さんが迷惑と思ったことの方が私には大変なショックです。
福島に住んでいない人は、何も訴えるなということなのでしょうか。
「被災地を想って反原発を訴えているわけではない。」
なぜそう断言できるのですか?
福島のために活動されている方もたくさんいるはずです。
胸を痛めてあの場に駆けつけた方もたくさんいます。
よく考えてみてください。
あなたには遊んでいるように見えたデモ。
無関心なものに、休日を返上して参加しますか?
だいたいが横目で迷惑そうな顔をされてまで参加しますか?
あなたがもし他の地でこのような事故が起こり、このようなデモに参加しますか?
ここに集まった人はかなりの勇気が必要だったのです。
他にすることがあるだろう。
この言葉を聞いてショックを受けたのは私だけではないはずです。
長々と失礼しました。