昨日、コインランドリーに洗濯に行った時、丁度ドラマがやっていました。
当たり前に幸せで、結婚を機に親戚になる筈だった二つの家族が、震災をきっかけに二つに分かれてしまう…。
震災の日の表現と、その後の避難所の様子、それから二つの家族の葛藤が重いくらいにリアルに感じて…、私は洗濯が終わった直後、逃げ出すように出てきてしまいました。
私が感じたのは被害が少なくて、津波に全て奪われた婚約者一家を迎え入れた女性一家へのリアルな共感。
私などは家族も家も無事で、このドラマの状況に比べることもできないくらいです。
それでも、避難所では似た状況もありましたし、避難されてきた方も、それを助けようとした方達もどんなに苦しんで来たかもよく解ります。
だからこそ、見ていられなくて逃げ出してしまったのですが、後で、ちゃんと見ておくべきだったなと後悔もしました。

震災からもうすぐ3年。
見かけだけかもしれないけれど日常を取り戻している人達と、今も避難生活を続ける人と、福島に限らず東日本大震災の被災者は今も二つに分かれています。
その先に何があるのか。
壊れてしまった日常と家庭は再生できるのか。
私は目を逸らすべきではなかったと思うのです。
タイトルも見なかったドラマですが後で「時は立ち止まらない」というドラマであったと知りました。
もし、DVDになったり再放送とかあったりしたらその時は目を逸らさず最後まで見たいと思います。