楢葉の天神岬に行った時、寄ってみたかった場所がありました。
楢葉の仮設商業施設ここなら です。
いちえふの漫画でも紹介されていましたが津波や避難でお店を失った方々の為に建設された所だそうです。
Vチェーンの小店舗と定食、ラーメンなどの武ちゃん食堂とうどん、そばの立ち食い処おらほ亭。
まだ、避難区域解除の前からの貴重なお店だったと聞いています。
そしておらほ亭の名物が柑橘ソフトクリームなのだとか。
私はバニラとかよりフルーツ系ソフトクリームが断然好きなのでぜひ食べたかったのですが祝日の為かお休みでした。
壁に貼ってあった幸せの黄色いソフトクリームというのを見てなんとなくほのぼの。
食べ損ねて本当に残念。
また行くつもりなので、その時こそリベンジです!
一昨日の話しになりますが、楢葉町に行くのに私は川内村から富岡町を通り過ぎ6国(国道6号)に出る道を行きました。
それが一番近かったからなのですが、富岡町の途中で帰還困難区域を通り抜けました。
そこで、たくさんの人を見かけました。スクリーニングの係員さんだけでなくたくさんの警察官さんも。
帰還困難区域の6国沿いにもいらっしゃった方々は多分に他県から派遣された警察官の皆さんと(三重県警のパトカーを見ました)地域的に双葉署の方々かなと思います。
富岡の夜の森に桜見物に行った時も思いましたが、二輪車の通行や途中下車も原則禁止されているあのエリアに一日中立ち続ける事は本当に大変な事だなと頭が下がる思いで通り過ぎたのですがこのその後、しおかぜ荘から帰る時、楢葉町の道の駅に寄りました。
震災後、道の駅ならはは閉鎖されており、現在は双葉警察署の臨時署になっています。
その為、前回この側を通った時は素通りしたのですが、一部建物はトイレなど使用できるし、地元の団体が利用していると聞いたので今回はちょっと寄らせて頂きました。
そこでこのポスターというか張り紙を見ました。
そして、なんだか、涙が出てしまったのです。
私は震災後、ある意味、一番大変だったのは被災者を支える方々だったと知っています。
自衛隊の方々や地元の役場職員さん。消防士さんや消防団員さん、避難施設の職員さんにもちろん警察官の皆さんも。
自身が被災者でありながら、自分たちの事を後回しにして他の方々の為に働く姿に本当に頭が下がる思いでした。
その方々が、何より誰より、助けられ支えられた事に感謝している。
今なお福島はたくさんの人に支えられている事を忘れてはいけないのだと、教えられた気分でした。
一応、宿直の方に許可を得て来たので、写真をUP。
たくさんの福島を支えて下さる方々への感謝と、そして私からは双葉警察署の方々へも。
ありがとうございます。
今日は部屋の掃除と洗濯をしてのんびり過ごしました。
ただ、用事を頼まれて三春までは行って来たんですが、そこでちょっと嬉しいものを見ました。
何組かがコードF−5の地図を持って捜索していたんです。
親子ペアも、家族みんなでやっていた組も年配のご夫婦かなという方も。
親子ペアは見た所、他のスタンプはなく、三春が初めてのようでした。
ご家族連れも楽しそうに捜索なさってました。
後、3月から始まり6ヶ月という長丁場だったコードF−5も1週間で期間終了。
でも、最後までこうして楽しんで下さる方がいるのがなんだか我が事のように嬉しかったです。
そんな方々には伝わらないかもしれませんが…
これから三春を捜索される皆さーん!
観光マップを必ずどこかで貰ってくださいね〜〜!
でないと最後で必ず詰まりますよ〜!
三春だけでなく、他のエリアに挑戦される方もラストスパート!
ガンバ!です!
楢葉町の避難区域が9月5日に解除されたのに伴い、主要観光施設である天神岬サイクリングターミナルと温泉施設しおかぜ荘が9月19日から新装オープンしました。
私にとってここは大好きな場所でした。
海の見える露天風呂はとても気持ちよく、楢葉町のコミュニティーセンターで劇団四季の公演がある度に寄っていました。
新しくなった建物は前より当たり前ですが綺麗で快適に入浴できました。
2階のレストルームから見える海に不思議な幸せも感じました。
二度と取り戻せないと思ったものが帰ってきた、そんな気がしました。
祝日で入浴料が無料という事で人もたくさん来ていました。
楢葉町の避難区域解除については色々あるのですが、今はまたこの風景を見られるようになった事を素直に喜びたいと思っています。
いつもお風呂上がりにアイスを買っていたお店はまだ再開していないのでこれから道の駅よつくらまで行ってトマトソフト食べて来るつもりです。
おらほ亭が祝日でお休みだったのが残念
。
幸せの黄色いソフトクリーム食べたかったなあ。