一昨日の話しになりますが、楢葉町に行くのに私は川内村から富岡町を通り過ぎ6国(国道6号)に出る道を行きました。
それが一番近かったからなのですが、富岡町の途中で帰還困難区域を通り抜けました。
そこで、たくさんの人を見かけました。スクリーニングの係員さんだけでなくたくさんの警察官さんも。
帰還困難区域の6国沿いにもいらっしゃった方々は多分に他県から派遣された警察官の皆さんと(三重県警のパトカーを見ました)地域的に双葉署の方々かなと思います。
富岡の夜の森に桜見物に行った時も思いましたが、二輪車の通行や途中下車も原則禁止されているあのエリアに一日中立ち続ける事は本当に大変な事だなと頭が下がる思いで通り過ぎたのですがこのその後、しおかぜ荘から帰る時、楢葉町の道の駅に寄りました。
震災後、道の駅ならはは閉鎖されており、現在は双葉警察署の臨時署になっています。
その為、前回この側を通った時は素通りしたのですが、一部建物はトイレなど使用できるし、地元の団体が利用していると聞いたので今回はちょっと寄らせて頂きました。
そこでこのポスターというか張り紙を見ました。
そして、なんだか、涙が出てしまったのです。
私は震災後、ある意味、一番大変だったのは被災者を支える方々だったと知っています。
自衛隊の方々や地元の役場職員さん。消防士さんや消防団員さん、避難施設の職員さんにもちろん警察官の皆さんも。
自身が被災者でありながら、自分たちの事を後回しにして他の方々の為に働く姿に本当に頭が下がる思いでした。
その方々が、何より誰より、助けられ支えられた事に感謝している。
今なお福島はたくさんの人に支えられている事を忘れてはいけないのだと、教えられた気分でした。
一応、宿直の方に許可を得て来たので、写真をUP。
たくさんの福島を支えて下さる方々への感謝と、そして私からは双葉警察署の方々へも。
ありがとうございます。