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学校事情とか

最近何かと話題の教室にクーラーつけてくれない問題。教師の立場として言わせてください。

私たちに、教室にクーラーつける権限はない!
私たちだって教室で授業するのに、クーラー欲しいわ!授業する方だって暑いんだ!
私たち地方公務員はあくまで雇われですからね。しかも、市町村的に言えば、何年かしたら居なくなっちゃうよそ者だし、派遣社員みたいなものだよ。

そりゃあ色々学校の設備に不満はあって、色々要望あげてるけど、何にお金出すか決めるの自治体ですから。時々、優先順位それじゃねーだろ!みたいなところにお金かけてくるけど(なぜか全部の学校に配られたらしいアルコールチェッカーとか)、私たちにはどうにもできないことなのだ!って、叫んでみる。
ちなみに北海道にはチャレンジテストというものがあって、3億円くらい予算かけてるらしいって生徒が教えてくれた。先生それ初耳なんですけど、よく知ってるね、って会話したけど「全く無駄ですよね!」とか、教育長が一緒に給食食べに来てる日に言うのやめてくれないかな!ほんと!←



真面目な話をすると、確かに時代は変わったんだと思う。昔はこうだったとか、根性が足りないんじゃないんだ。確かに頭の固い大人も多い。学校には、時代の移り変わりについていく危機管理が必要だ。だけど、学校や教員は万能じゃない。教育課程って結構制約も多いし、予定はそんなに簡単に変更できないの。ここまで準備したんだものどうにか、って強行したくなる気持ちはわかる。
そもそも、自分1人さえ管理しきれなくて死んじゃう大人だって多いのに、自分で管理できない子供達うん10人抱えて先生基本1人だよ、土台無理な話なんだ。あと、ぶっちゃけ教員って、大学でそんなに実践的で有益なこと教えてもらってないからね。現場出てから学んでるからね。

亡くなった小学生のことは悔やんでも悔やみきれない。だから私たちは、もう同じ犠牲を出さないように、進んでいくしかない。

愚痴を言いたい時もある!


「嫌いだ」っていう感情は、持ってるだけで心をがりがり削っていくと思う。だからなるべく色んなものを好きでいようと思うんだけど、どうにもならないことがある。

去年散々呪った相手が、未だに憎いのですが本当にどうしたらいいんだろう。全力で嫌いだ。相手も私を嫌いだと思うので、嫌いの両方思いですね!って皮肉ってみる。
多分腹を割ってコミュニケーション取れば、少しは改善されるかもしれないけど、そんな労力を割くのも厭わしい。と言うか、今までの経験上相手が私に歩み寄る気が一ミリもないから、私が歩み寄ってもかえって遠ざかる予感しかない。


とりあえず吐き出させてください。
学級に、穴あけパンチくらい置いてくれ!学校の備品があるんだから、そっから持ってけばいいだけじゃねーか!お前のクラスだけだぞ無いの!

貰ったプリントを自分でちゃんとファイリングするまでが評価対象なので、穴は開けないでプリントを配るのだけど、そのクラスだけ穴あけパンチが無いから、困ってる。生徒が。
他のクラスには当たり前にあるからさ、軽い気持ちで「椎名先生のプリント穴空いてないから学級に穴あけパンチ置いて欲しいって頼むのはどう?」って提案したら「頼んだけど、置いてもらえなかったし、キレ気味だった」って。
「買えってこと?」って、印刷室に余ってるわ!

腹が立って腹が立って仕方なくて、私が穴あけパンチを買ったったわ!スリムで持ち運びやすいやつな!

本当に噛み合わないなぁ、もう!
向こうは向こうで、プリントに穴を開けて配ればいいのに手間を惜しんでるクソ女くらいに思ってるんだろうけど、できることは生徒にやらせるのもだって勉強だ!なんでもやってやればいいってもんじゃない!なんでも差し出される環境で、先読みの力も工夫の力も育つはずない!

初めから穴が開いたプリントをファイリングするだけなら誰でもできる。穴が開いてないからこそ、ちゃんとやろうとしないと整理できないの。マメにやらないと失くすなぁとか、だからすぐ挟めようとか、一時保管ファイルを作っておこうとか、自分の性格に合った工夫を考えるのも大事な生きる力なの!

とりあえず、現実に自分の生徒が困ってんだから、穴あけパンチ置くか私にプリント穴開けろって言うとか、すればいいのに。

選書失敗


久しぶりに、本選びで失敗しました…
最近、生徒が小説読んでくれるから嬉しくて、学級文庫に置く本増やそうと思って買った本が地雷でした。

恋をした記憶喪失のヒロインの正体が、未来からきた自分の娘とか……、私には受け入れられなかった。最後いい話っぽく締めてきたけど、でもキスまでしたじゃん……っていう感想が頭から離れなかった。

レベル的には10年前のケータイ小説とどっこいどっこいだなぁと言うのが正直な感想。
評論家気取りであれこれ言うのもなぁって思うけど、あんまり深く考えてないかな?って思った。こんな展開よくない?絶対泣くでしょ!ってな感じに、勢いで書かれたような印象。

中学生に読ませてみて、リアルな感想を聞いてみたい気もするけれど、読ませたくないなぁ。

とまぁそんな感じで失敗もあるので、ちゃんと読んでから置くのがポリシー。
そんなわけで、生徒に負けじと読書に勤しむのでした。でも勉強もしようね、受験生諸君。
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