2013-10-9 00:51
試験結果の発表が近づいてきていますよう…。
周りの方は、さわやかに「楽しみですね」なんて言うけれど、本人は絶対無理だと思ってるのでその温度差に風邪を引きそうです。
私は悲観的な前向き人間なので、ふたを開けるまでにずんずん後ろ向きに潜っていって、いざ結果が出るとあっけらかーんと前向きになれるのです。周りとの温度差半端ないっす←
何かをして結果が出るまでってもう何もできない時間な訳で。この時間は、私にとって、前向きになろうにもなれない時間なのです。だって、その時点では二つの可能性が存在している。来年の春から正式に教員としてスタートを切る可能性と、来年も働きながら正式採用を目指す可能性。歩いて行く方向は同じなんだけど、進む道は別のものだと思うと、どちらにとっても必要なその中間の道を歩こうって意識はこの時点では存在しないし、選べない。
不器用すぎるだろ!ってセルフ突っ込みはまぁ置いておいて、つまるところ私にとって何かを為してから結果が出るまでの時間とは、立ち止まっている時間であるということですね。いざ結果が出てしまえば、それがどんな道であろうと、易しかろうが険しかろうがその先に目的地があるなら、前だけ見て歩いて行けるんですけどね。
確かに、1学期の私は日々の仕事に追われながらも前を見ていたなぁと思うのです。でも2学期から今の私は、文字通り「いま」の目の前の仕事しか見てなかったような気がする。それがなぜなのか、忙しかったのはもちろんあるけれど、先が見えない不安を目の前のことに集中することで忘れようとしていたみたい。
そして、結果が出れば、また先を見て進んでいくんだろうなぁ。
そう思うと、先の見通しがあるってこの上ない幸せなことですよね。…って当たり前か。
私はたぶん、今を結果にしたくないんですよ。って書くとちょっと抽象的なんですけど、例えば今日はいい日だったとか、悪い日だったとか疲れたとか、それをその日の結果として見てしまったら、今日という日はそこで完了して終わってしまうわけで。そうじゃなくて、今日は悪い日だったけど、明日はいい日になるようにこれを頑張ってみようとかそんな風に、次の日につなげていきたい。一週間も一ヶ月も一年も、次に繋げる過程にしたいんです。私にとっての終わりはたった一つだけ。
一日一日過程を積み上げていくと思えば、今日の失敗は明日の糧だし、1年後にはきっと笑い飛ばせると思う。そうやって、望む方角に向かって曲がったり迷ったり横移動(停滞ではないけど距離的には進んでないみたいな)しながら、進んで行けたらいいなぁと思うのですよ。
教員採用試験に受かりたいって言うのも、結果ではなくて過程であってチェックポイントみたいなもの。
そういう意味では結果の積み重ねとも言い換えられるのですが、それだと一歩一歩が評価されて優劣をつけられているような気がしてちょっといや。歩幅が小さかろうが大きかろうが一歩は一歩。
そう考えれば、他の人よりチェックポイントにたどり着くのが遅かったとしても、結果として見れば遅れたことになるのかもしれないけれど過程としてみれば何も変わらないんだって。要するに私がそう思いたいだけだけど(笑)
だからね、私はチェックポイントに到達したのか、それともまだチェックポイントにたどり着く道をあるいているのかがわからないこの状況がどうしようもなく気持ち悪いの。そりゃ受かってたらうれしいけれど、落ちていてもそれはそれでたぶん納得して歩き出せるからそういう心配はしていない。
正直、本当に駄目だと思っている。一次とはまた違った諦めの心境。…たぶん。
近いうちに死刑が決まってるのに、いつ執行されるのかわからないみたいな。もういっそひと思いに楽にしてくれよ、みたいな!
結果とか過程とかちょっと格好いいこと言ったつもりで、実のところいつも通りの泣き言なのでした。
でも本当に歩き続けている限り、否、生き続けている限りかな。それは小さくても大きくても確かに一歩で、すべて過程なんだって私は信じてる。一日中ごろごろした日も、夜通しゲームに明け暮れた日も、すべてを投げ出した日も、結果としては最低かもしれないけれど、過程としては無駄なんかじゃないって。
ただし、周りの人に最低限度迷惑をかけない形で。周りの人にめちゃくちゃに迷惑かけたそれは、確かに過程に違いなんだけど、同時に自分について回る枷にもなってしまうから。
なーんて、大学時代のどうしようもないアイツを思い出してみたり。
今度近場で仕事することになりそうなんで。あの日々を過程にして頑張っているのかもしれないけれど、人間としてどうしようもないなんてもちろん思わないけれど、責任ある仕事(どんな仕事でも同じだが)に見える場所で携わるのは正直御免被りたかったなぁ。
と嘆いてもしょうがないし、在学中と同じように特別何かをしてあげるつもりもないのでいいのですが。
非情だなぁと思いながら、博愛主義者にはなれません!今度こそ、彼が最低限度の責任感を見せてくれますように…とだけ。