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事実婚

 最近、夕立もなくカラカラ。天気予報は晴れマーク続きだし、また雨の降らない日々の始まりのようだ。
 毎日夕方になると、冷蔵庫に冷やしてある桃をがぶりつき、束の間の渇きを癒してくれる。今年の桃は甘味が強く、去年より美味しいかも。桃は厄除けになるパワーフード。落ち込んだり、ここぞというとき食べると元気がわいてくる。だから福島人は辛抱強いのか?(笑)


 ジャパンプレスのフリージャーナリスト山本美香さんがシリアで取材中、銃弾に倒れたことはとても悲しいニュースだった。シリアの女性や子どもたちの姿を世界に伝えたいという信念で、勇敢に、果敢に取材を続けていた。こんな人たちがいらっしゃるおかげで、私たちは世界で起きている出来事を知ることができる。
 あの日あの時、彼女のそばには同僚であり、パートナーの佐藤和孝さんがいた。二人は危険な僻地を廻り続け、いつ死ぬかわからないために結婚という形をとらなかったようで、所謂“事実婚”だったそうだ。お互いを支え合いながら15年間、紛争地に赴いて命がけの取材をしてこられた。お二人のことは知人から伺っていて、私は精神的に思い合う素敵なカップルだと思っていたので、こんな悲劇にならないことを祈っていたのでとっても残念だった。お互い覚悟はしてたのだろうけど…。

 事実婚という言葉が出来たのは、そんなに古くないけど、ここ数年は身近でも耳にするようになってきた。
 昔、家族ぐるみでお付き合いしていた同級生のお父さんが離婚後、経営していた会社の事務員の女性と入籍はせず、夫婦として暮らしていた。お父さんは度々入退院を繰り返し、女性は手厚い看病をされていたという。十年ぐらい経って、お父さんは持病のガンが悪化して亡くなられた。女性は葬儀も妻として喪主を努めていた。案内状には二つの名字が並んでいた。
 私の友達にも二組ほど事実婚がある。お互いを縛らない・激務の仕事を優先にしたい・お子さんが出来ないという理由で。いずれも自立した大人のカップル。
 私は二十代まで結婚したいという願望があったが、今はどちらでもいいと思うようになってきた。結婚は当人だけではなく、相手の親族とも付き合っていかねばならない。私が相手の嫁としてつとまるか不安にもなりますな。すぐ病気になったり怪我もするし(笑)。
 チャンは近い将来に、私と結婚したいと思っているみたいだけど、彼の子どもたちを思うと、何も正式な結婚でなくてもいいと思っている。それに私は、彼よりも長生き出来そうにないから。お互い支え合って生きていくのには、籍を入れなくても出来る。彼にこういう話をすると「そんなこと言うなよ!」と言われるけど現実問題、二人にとってはそれがベストなような気がする。
 人の数ほどいろんな愛の形がある。二人が幸せならばそれでいいではないだろうか。人生に決まりはないのだから。





たくさんの拍手ありがとうございました
とりあえず締め切りから解放されて、何からも縛られず自由な裸族になったみたいな気分です(わからないですね?そうですか)。

>>常盤さん
お墓にお化けさんや幽霊さんがいなかったら意味がないでしょう
お友だちとして宜しくお願いします
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プロフィール
メアリさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
血液型 A型
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