暑さがちっとも治まらない。去年も暑かったはずだが、今年みたいには暑くなかった気がする。八月が過ぎれば涼しくなるから、もうひと頑張りか。
足の虫刺されで、このところ熱が高くてブログを書くにも集中できなかった。病院からいただいた抗生物質が効いているのか、だいぶ楽になった。今は37.2℃だった。
体の不調で仕事にもならず、ついぼんやりしてしまう。昼間はかゆみや痛みを忘れて動けるのに、夜になるとダメなのだ。塗り薬をたっぷり塗って、飲み薬を飲んで…。
国重要無形民俗文化財、相馬野馬追(のまおい)が30日、南相馬市小高区の相馬小高神社で野馬懸(のまかけ)を古式にのっとり2年ぶりに開催し、3日間の日程を終えた。友達が行ってきたらしく、お土産を持ってきてくれた。浜通り最大の、古から続くお祭り。
野馬追は、旧相馬藩の行政区であった「郷」によって構成され、郷は領内三妙見に供奉する。中村神社に供奉する宇多郷・北郷、太田神社に供奉する中ノ郷、小高神社に供奉する小高郷・標葉郷の五つに分かれる。昔は山中郷もあったが、現在はない。
7月28日〜30日の3日間にわたり繰り広げられる「相馬野馬追祭」。
その起源ははっきりしていないが、1千有余年以上前にさかのぼる。平将門が、関八州の武将を集めて下総国で行った軍事訓練(野馬を放して、その馬を敵に見立てての訓練)がその起源だと言われている。
その軍事訓練が相馬でも行われるようになったのは、1323年に相馬重胤が小高に移住した時で、その訓練も再開したからと伝えられている。
福島県内の伝統のお祭りはたくさんあるけれど、格式高くタイムスリップしたような景色が広がるところが良い。甲冑姿の男性の凛々しいこと!サラブレッドにまたがり、街を練り歩くのだから。
去年は警戒区域で縮小していたが、今年は例年通りに行われたことは、浜通りの方々に元気を与えたことだろう。
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