また雪が降りそうな寒さである。外猫たちもおしくらまんじゅうしながら、段ボールの中で寝ているだろう。私のセーターにくるまりながら。
健康サロンも新規の人が増えず、25日に予定人数が集まらなければ終了ということになっていたのだが、今日行ったら何とか来月も続けるようになったとのこと。やっと顔見知りもできて、お茶したりなんかしていたので、また一ヵ月みんなに会えると思うと嬉しい。
電流が流れる機械に座る私たちに、毎回指導員の女性があらゆる病気のメカニズムについてお話するのだが、今日は遺伝について語っていた。ガンや肺病など内蔵に病気を持っている親から産まれた子どもは肩こりや内蔵疾患等になり、そのまた孫の代にはアトピーなどの病気になる例をその女性の家族で紹介していた。
昭和初期までに産まれた人たちは空気や水がよい時代に産まれたのでアレルギーになりにくいが、高度成長期辺りから空気の汚染、農薬を素手で触ったりして、口や手から有害物質が入り、次第に腰や膝に痛みを感じたりガンを患うことが最近わかってきたそうである。
そんな話を聞いて、真っ先に思い出したのは母だった。私が物心つくころには既に膝を痛がり、床に伏せる日々。若い頃、やはり農薬を素手で撒いたりしていたと聞いている。血液も動脈硬化があり、汚染されていたのだ。父も同様な感じだったから、もしかしたら私も遺伝して何れは同じように死んでいくのだろうか…と、少しブルーになっていたら指導員の女性は「○○ちゃんはこの機械で血液が綺麗になってきたから心配ないわよ
」と、私を慰めてくれた(笑)。
いや、(こんなこというと怒られるが)本音を言えば両親がいなくなってからは自然と、いつ死んでもいいかなと思っている。いつも精一杯生きているつもりだし、無理だと思ってたことが30歳までにはほとんど叶った。あとは嫁に行くだけだが、これは自分がどんなに努力しても相手がいないと始まらない(笑)。両親に花嫁姿を見せられなかったことが、今も大きな後悔として胸に突き刺さる。こればっかりはご縁ですからなぁ(笑)。だから、ご縁さえあれば「いつ死んでもいいかな」は撤回するつもりである。つまり私は単純なんですな(笑)。
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