冬至だった。そうだ、カボチャ食べなくちゃと思ってたら、すっかり夕方。チィ姉とカボチャ買い忘れたねって話してたら、倉庫の冷凍庫にあるかもしれないと言うのだ。
チィ姉に探してもらったらあった。母が生前、冷凍しておいたものだった。ちゃんと切ってあり、あとは料理するだけ。こんな風に、里芋+ニンジン+ゴボウ+お肉+こんにゃくが細かく切って冷凍されたものも幾つかあって、私は時間がないときそれでお味噌汁や煮物を作ったりしている。
母は自分のためにそうして保存したのか、はたまた自分がいなくなっても私が困らないようにしてくれたのか、今となってはわからない。とにかく有りがたく食べている。
さて、早速カボチャを煮はじめ、味付けも完璧にできたはずだった…そのはずが、食べてみたらしょっぱかった!(笑)自慢ではないが、今まで私は煮物で失敗したことがない。それだけにショックだった。しかし、どうしてあんな味になってしまったのだろう
(苦笑)。今、工程を振り返っても特に問題はなかった。本当に勿体ないことをしてしまった。仕方がないから、バブの柚子を入れて我が家の冬至は終了!(笑)
日付は折しも母の命日である。一年前のあの日を、昨日のことのように覚えている。父が亡くなった半年後、母が逝ってしまった。サヨナラも言わずに…。二人でクリスマスケーキを食べることも叶わずに…。両親がいないことをそろそろ受け入れる時に来たのかな…。まだ認めたくないけれど。
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