HERE TODAY DIARY Season2

　オークションに出品するようになって、もうすぐ三か月になる。私が出品している主な商品は、DVD・ビデオ・観賞用香水瓶・画集・雑貨などである。
　もともとは自分のコレクションで要らなくなったものを処分しようと考えていたのだが、80年代のファンシーグッズや向田邦子のレアな物を落札していて、軍資金が必要になってきたのが始まり。
　今じゃすっかり取り引きも慣れてきて、あれの送料はこれぐらい、あれは○○グラムだから運賃は○○円だとかわかるようになってきた。しかも常連さんまで現れている！
　商品の発送はクロネコのメール便を使うことが多く、ネットで申し込むと一通だけでも家に取りに来てくれるので便利だ。一通だけ、というのも悪い気がして友達に勝手に何かを送りつけてしまう(笑)。それでも一通だけの時があって申し訳ないですと渡すと、クロネコのサービスドライバー(SD)さんは「一通でも参ります。お気軽にお申し付けください」と、爽やかな笑顔で仰ってくれるので有り難い。最近、SDさんたちと打ち解けてワンポイントアドバイスまで教えてくれる。まあそれは私が質問攻めしていたせいなんだけどさ(笑)、本当に為になっている。
　梱包にも日々工夫し、プチプチも五メートルぐらい買ってみたり、毎度楽しい。先日は自分の本を出品してみたら、四件の入札が入り売れた！本人とは名乗らなかったのだが、サインつきだったと喜ばれ泣きそうになった私だった(笑)。もう在庫がないので、こんなサプライズはもう出来ないよ、すずき

　ハル姉がおととい、元気に来てくれたが、なんと月曜日に入院することになったそうである。一連の出来事は胆石が原因だったらしい。母も20年前に胆石を取ったがハル姉も…。昨晩、激痛に襲われ、義兄に連れられ病院へ行ったら、すぐに入院するよう言われたという。紹介された総合病院は、奇しくも両親が亡くなった病院でハル姉は絶句。他の姉たちからも「そこはやめて！」との一声もあり、別の病院にすることになった。
　このことを今月から郡山で一人暮らししているハル姉の一人娘で私の姪・カオリに知らせようとしたら、連絡がつかずハラハラ。留守電やメールを何度かし、夜になってやっと電話がきた。彼女は新しい環境で色々あったらしく、ひどく落ち込んでいた。
　カオリがいないとお母さん心細いみたいよ、手術のときは付き添ってあげて、と言ったら「わかった。任せて！」と元気に言ってくれてほっとした。ほんと、手術が無事終わりますように！




　加藤和彦さんにはびっくりだ。どうしてこんな訃報が続くのだろう。サディスティック・ミカ・バンドの『タイムマシンにお願い』が大好きで、目覚ましに毎朝かけてたのに…！