昨日からまた一段と寒くなった。最高気温も17℃前後である。おもてに出るときは何かを羽織らなくちゃいられなくなった。紅葉もぼちぼち色づいてきたし、そろそろ散歩を再開してみようと思っている。
全然関係ない話だが、この頃、夕食の支度をしようとするときまって誰かがインターホンを鳴らす。兄がいないときは私が来客の相手をするものの、一人のときはバタバタしてしまう。先週は話が盛り上がり、お鍋を火にかけていたのも忘れて焦がしてしまった!
来客というより、兄姉や甥っ子姪っ子が大部分なのであまり気を遣わないで済む反面、夕食をご馳走しなきゃならないときも多い。お茶やコーヒーを出して、私はキッチンへと引っ込むと手際よく料理を進めなくてはならない。
しかし、そういうときに限って焦って失敗してしまうものである。味つけが薄くなってしまったり、何かを入れ忘れたり…決定的な何かを入れ忘れる(笑)。人数が多ければ多いほど、普段よりも多く作るからか失敗する確率は高い。
それで思い出したが、両親の葬儀のとき、姉たちが交代で食事の準備をした。毎日30人分ぐらい朝昼晩作るので本当に大変だった。去年、母の葬儀のために寝ずの番で泊まってくれた二番目のハル姉が大失敗したのも記憶に新しい。彼女がご飯を炊飯器で炊いてくれて朝食のおかずも完成した。総勢15人でさあ食べようとご飯をよそったら、ご飯がベチャベチャでそれはまるで固めのお粥状態!原因がわからないが味も何だか変だった(笑)。
長姉は「昔から言われてるけど、たくさん作らなきゃならない時って大抵うまくできないものなの。お葬式の最中は特にね。プレッシャーがあればあるほど、失敗するもんだよ」と、あの時言っていたけど、本当にそうなんだなと思った。
おもてなしが上手な人はちょこちょこっと席をはずし、気づかぬうちに料理を運んでくる。私はそういう人にいつかなりたい。
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