お手手で握ったらの話らしいけど
どうもこんばんは、エコです。
というワケで、今日のナノスパは1年前の今頃書いたお話。
実はそうやって季節外れになったお話は次のシーズンまで眠ることになります。
少しずつ少しずつ発行して、何となく今年とテイストが違えば面白いかもしれない。
混ざって違和感がなければ何ら成長も対抗もしていない、変わらぬ味ですかね。
2シーズン回るとさすがに出すタイミングがわかんなくなるんだけどね!
季節感のないお話だったらいつでも出せるからね。
ストックないいいいって時にサッと出してはいとりあえず凌いだ!とは出来るけど。
季節感のあるお話だとなかなかこうもいかんからね。
しかも春夏秋冬とかっていうざっくりした感じじゃないところがね。
割と2週間くらいで旬が過ぎるとかもザラっていう。
そんなピンポイントで書くのにどうして出しそびれるんやろか
漂うのは、いつもとは違う飴の香り。どうやら、菜月さんが口の中で転がしているのど飴の種類がいつもとは違うらしい。机の上に佇む個包装にチラッと目をやると、試供品と書いてある。
「菜月さん、いつもののど飴はどうしたんだい?」
「カバンの中にあるぞ。欲しいのか?」
「いや、大丈夫だよ。どうしたのかなと思っただけだから」
「ああ、そんなことか」