今日は一気に気温が上がって18℃。昼間は常夏のようだった。窓から暖かい日差しが入ってきて、絶好の昼寝チャンスだったが、私は昼寝はしない女である。いつものように健康サロンに出掛けるのであった(笑)。
昨日、メールで原稿を送ったら今朝、ご本人から返信があった。
以下、一部抜粋して掲載してみる。
○○さん、お手紙どうもありがとう。
ずいぶん久しぶりにお手紙をいただきましたが、「ロックよ、静かに流れよ」から早や20年以上も経つのですね。あの手紙を出してからいろいろな人が手紙をくれたり、訪ねてきてくれるのですが、それぞれの人生をかいま見ることができて、人間が生きていくということは本当に大変なことなのだと感じています。○○さんも大変なことがあったのですね。
でも、この歳になって(3月29日で56歳)、人間というものはつよいものなのだと思えるようになりました。どんなにつらいこと、大変なことがあっても、いつかはそれを受けとめて、乗り越えて、前を向いて歩き出すものなのです。だってそうしなければ生きていけないのですものね。
私は主治医に「いつ急変するかわからない。元気なうちにホスピスを探すように」と言われ、覚悟してあの手紙を出したのですが、その後思いがけず小康状態が続き、ベッド上の生活ですが、みんなに大切にしてもらって充実した楽しい日々を送っています。もう少しこの日々がつづくように祈っています。
○○さんにもこれからいいことがあるように、祈っていますね。
と、こんな内容だった。励まそうと思って書いたのに、逆に励まされてしまった(笑)。彼女は自分はもうすぐ死ぬということを受け入れて過ごしているせいなのか、いつになく冷静に言葉を選んで書いているように感じた。
いつ病状が急変するかわからないなか、こんなメールを下さったことに、ただただ感激している。奇跡が起きて元気な彼女に会えたらどんなにいいだろう。人間って強いな。生きるってすごいな。
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