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居たたまれない気持ち

 今日はチィ姉夫婦の双子の子どもたちの卒業式だった。馴れない学生服・セーラー服で、小学校生活に別れを告げた。つい最近生まれてつい最近小学校へ入学したと思いきや、もう12歳である。
 二人は私が二十歳の時に生まれたのだが、チィ姉が半年も入院を強いられ、やっと産まれた。体が弱かったチィ姉は、二人を産んでから義兄とともに寝る間もなく子育てに追われたが、いつの間にか丈夫なママに!母は強しと思ったものである(笑)もう中学生か。オバも頑張るよ!(何を?)


 イギリスにいる友達とここ何日かメールを頻繁にやり取りしているのだが、あちこちでチベット問題のデモが行われているそうで、友達もデモに参加しているという。日本はどう?と尋ねられたが、特に大きな動きはないと答えた。すると、友達は突然国際電話をかけてきて「やっぱりね。各国でチベットのために抗議してるのに、日本人は自分のことしか考えてないのよ。どんなに微力でもこの行動が誰かの心に届けばいい。血を流す人がこれ以上増えてはならない…」。友達の考えていることはもっともだった。
 私も出来ることならデモに参加して中国に抗議したい。私が足が悪くなくて、両親が病気じゃなかったら迷わず参加していたと思う。そうなのだ。オリンピックをボイコットするくらい、日本政府も強く抗議してほしいとか、思うことは溢れるほど出てくる。お坊さんや市民がどれだけ亡くなって、どれだけの人たちが拘束されているのかもマスメディアの出入りを禁じているせいで誰も知らない。なんか本当にもどかしいし、居たたまれない気持ちになる。私たちに何が出来るかわからないが、とりあえずブログのトップにミャンマー問題と並べてチベットの旗を貼って早期の解決を祈るしかない。ダライ・ラマも日本に協力を呼び掛けているらしい。日本の政治家は何をしているんだか…。


昨夜観た作品は『長州ファイブ』(2006年)
 時代は1863年の幕末。長州藩の山尾庸三(松田龍平)、井上勝(山下徹大)、伊藤博文(三浦アキフミ)、井上肇(北村有起哉)、遠藤謹助(前田倫良)は幕府の禁を犯して英国留学へと旅立つことになった。命がけの密入国でロンドンに到着した彼らは、初めて知る西洋にカルチャーショックと日本にはない繁栄ぶりに息をのむばかりだった。五人は各自ロンドン大学で造幣・造船・鉄道などの高技術を日本に持ち帰ろうと勉学に励む。
 時代が明治に変わろうとする日本で、マゲを切り落とし日本のために技術を学びに行った若者が、異国で奮闘するお話です。伊藤博文らがイギリスに行ったのは知っていたけれど、こんなエピソードがあったんですね。彼らは帰国後、文字通り日本の発展に尽力を尽くしました。今あるこの生活も彼らがいなかったらまだまだ遅れていたかもしれませんね。祖国のために、と異国で頑張る日本人は今いるのでしょうか。元気になる一本でした!
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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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