寒いっ!私の部屋はエアコンと石油ファンヒーターのダブルで暖房しているのだが、さっきメインで使っているファンヒーターの灯油がきれてしまった。灯油は自分で入れられないので、父か兄が起きている時に入れてもらわなくちゃならない。それまではエアコンでしのがなくてはならないのだが、エアコンって体の芯まで暖まらないから足が冷たくなってしまった。おまけにこの寒さである。早く寝てしまうという手もあるけど、まだ寝られない
とりあえず、膝掛けを足にグルグル巻きにして毛糸の靴下を履いてしのごうとしよう。
灯油がきれたのは昨日物凄く寒かったせいで、部屋がなかなか暖まらなかったのが原因であろうか。夏の暑さに比べたら、冬の寒さなんて工夫次第でどうにでもなるものである。それにしてもやっぱり寒い
(笑)ズブロッカを飲みながら朝のニュースを観たら速攻で寝るとしますかね。
昨夜観た作品は『カポーティ』
1959年11月15日、カンザス州ホルカムのクラッター家の家族四人が、何者かに惨殺され無惨な姿で発見された。たまたま新聞で知った作家のトルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、この事件に並々ならぬ興味を抱き、幼馴染みで女流作家のネル・ハーパー・リー(キャスリーン・キーナー)とともに事件のあったホルカムを取材に出掛けた。小さな町は騒然としていた。そして程なくして二人の容疑者が逮捕される。
『ティファニーで朝食を』でお馴染みのカポーティが、事実上最後に発表したノンフィクション『冷血』を書き上げるまでのお話です。容疑者と接するうちに事件の全貌が明らかになり、彼らの死刑執行を見届けた後、カポーティは一作も作品を完成できなくなってしまうんです。社交界での派手なゴシップの裏で、この事件を取材したことで彼は精神を病んでしまったんですね。それだけ精神的に辛かった執筆だったのが窺えます。この作品、犯人の心情をもう少し描いても良かったかも。それにしてもフィリップ・シーモア・ホフマンの演技は本当にすごく良かった!オスカー受賞は納得です。実はワタクシ、『冷血』の文庫本を随分前に買っているのですが、翻訳が読みづらくて挫折した過去があります(苦笑)翻訳者が新しく変わっていたら、買いなおして今度こそはちゃんと読んでみたいです。
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