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風邪ひいた

 うわー日差しが眩しいよ!仕事がなかなか片付かないので書きまくっているが、風邪をひいたらしく発熱と鼻水がすごい。寒気がすごいので寝るとしよう。
 食欲ないな。マズイ。久しぶりに風邪。胸も痛い。困った困った。








たくさんの拍手ありがとうございました!

『かけおち'83』

 NHKアーカイブスで1975年まで放送されてたダイジェスト版『ふりむくな鶴吉』と、1983年に放送された銀河テレビ小説『かけおち'83』が四月から配信なさるという。

 『かけおち'83』はリアルタイムで観ている。私が最後に観た生前の沖雅也さん。『蒲田行進曲』に続いて二作目のつかこうへい作品。『蒲田行進曲』では前編放送時、つか氏と出演者で視聴していたが、その時、つか氏は沖様のお芝居を否定したり罵倒して沖様が声を上げて泣いたという。つか劇団に仲間として招かれ、初めて演技を指導してくれたつか氏に、とても感激した沖様は恩返しの形で『かけおち'83』に出演した。

 レストラン経営をする北条家の一人娘セツ子(大竹しのぶ)には、もう何年も付き合っている恋人のヤスオ(長谷川康夫)が婿養子を視野に、北条家に居候している。
 ある日、セツ子にお見合いの話がくる。それは遊びのつもりでお見合いした。相手は青年実業家の萩原(沖雅也)。
 お見合い会場をあとにするとき、萩原は真剣な表情でセツ子に語る。
「高校時代からあなたを見ていました!ひとつひとつが私のかけがえのない想い出です。ひとつひとつが私の命でした!」
 セツ子に見合う男になるべく、若いうちから苦労して起業したというのだ。
 帰宅後、両親とセツ子はすっかり萩原に夢中。デートも楽しかった様子のセツ子だったが、気持ちは揺れている。あんなに私を思ってくれてたなんて。しかも、恋人がいると告げると「きっとあなたを奪ってみせます!」と萩原。北条家は大混乱。ヤスオは不安でいたたまれない。気持ちを正すために、セツ子とヤスオは京都へ駆け落ちする。
 セツ子は京都の旅館で萩原のことを思い出して頭が混乱している。
 京都にセツ子がいるとわかった萩原は電話で「この十年間、私は一体何のために働いて来たんだ!好きな女一人奪うことができないで私は一体何のために働いて来たんだ!」と自分を責める。

 セツ子は萩原とセクシーにダンスする妄想に浸るが・・・

 沖様の出演したシーンは短くてびっくりです。実はこの作品は、萩原役をつか劇団の看板俳優・萩原流行さんがやるはずで、急遽ヤスオの弟役に変更になったのだ。萩原流行さんはこのことでノイローゼになり、死ぬことも考えてたそうだ。

 沖様のお芝居は『蒲田行進曲』と同様に、硬すぎるし本来の演技力を出していない。これもつか劇団の松岡孝治氏演出なのでガチガチ。
 放送は亡くなられた数ヶ月後だったと記憶しているが、沖様のこんな小さな役柄に子どもの私も驚いた。『太陽にほえろ!』の人気刑事アンケートがずっと第1位のスコッチや『俺天』のキャプテンをやった人がこんな役をやらされるなんてって。
 後半から作品はすっかり大竹しのぶさんの独壇場。うますぎる!相手役の長谷川康夫さんはこののち俳優は辞めて脚本家になっている。

 ちなみに本作はビデオ化されたが、DVDにはなっていない。ビデオのジャケットは沖様のお写真はタイトルに小さくあるだけ。

銀河テレビ小説 つかこうへいのかけおち’83 | みのがし なつかし | NHKアーカイブス  http://cgi2.nhk.or.jp/archives/sp/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010287_00000
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