窓の外は2、3センチぐらい雪が積もってる。この頃は暖かかっただけにちょっと残念だ。三寒四温を繰り返し、やがては暖かな日差しが待っている。
いよいよ、東日本大震災の日。まだつい先日のように思っているけど、あれから四年の月日が過ぎていった。
震災後、私は甘い物は食べなかったのに、疲れると甘い物が恋しくなった。それから、霊感も強くなった。大地に耳を傾けると人は魂が宇宙とつながっていくように、元々誰でもあった霊感が戻ってくるようで、私と同じように見える人≠ェ増えているらしい。
福島の復興はなかなか目に見える状況になく、まだまだ長い道のりのプロローグに過ぎない。
一昨日、浪江町で当時13歳だった女の子の頭蓋骨とバラバラになった骨が見つかった。帰還困難地域で、ようやく捜索が始まっている。一人でも多く家族との再会が叶うことを祈っている。
住み慣れたふるさとから避難している福島県民は11万人。その中の4万人が県外で暮らしている。県外で暮らす人々はなかなか地域に馴染めなかったり、子どもたちもイジメで苦しんでいることが少なくないようだ。同じ日本人なのに、ものすごい差別も未だに私たちを苦しめている。
それから、福島への義援金が減る一方で、昨年は約50万円ほどだった。義援金で復興へ向けての足掛かりとなる大切な収入。明らかに福島への関心が薄れている証拠である。
浜通りは防波堤の工事が昨年から始まっているが、人手不足で猫の手も欲しいくらいの状況。さらに追い討ちをかけるように、東京オリンピック開催が決まり、資材が足りないという。被災地は優先的にはなっていない。
原発はやはりアンダーコントロールされていない。今も深刻な状態で、一日に七千人の作業員たちが命懸けで廃炉作業に追われている。
まだまだ大変な状態だけど、意外とみんな明るく暮らしている。「心配したってしょうがねえ!さすけねえ!」で今日まで来た。
世間の人たちが被災地に心を寄せ続けてくれるだけで復興は進んでいく。福島の商品を買ったり、観光に来てくれるだけで福島は明るい光が差し込む。どうか福島を忘れないで。
14:46が近づいている。亡くなられた彷徨える魂に安らぎを届けるために、傷ついた大地が再生するために、どうか黙祷だけでも皆様、ご協力お願いいたします。
たくさんの拍手ありがとうございました!
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