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不思議な体験

 今、お風呂から上がってやっと一息ついた。さっきまで兄姉たちとその子どもたちで、父の四十九日の食事会をしていた。三番目の兄がカニを大量に持ってきたので、カニ食べ放題!食べている間はみんな無口だった(笑)

 私の提案で上座に父の席を作って、父がいつも使っていた座布団をひいていたのだが、座布団の中心に手を当てると微かに温かくみんなで父のことを感じることが出来た。ハル姉にはそこに父が座っているのが見えたらしく、今こんな表情しているよとか教えてくれた。でも話は出来なくて、通訳は出来ず…。父は料理には手をつけず時折、涙ぐんでいたそうである。

 私はだんだん天井に無数の球体のオーヴが見えてきた。そしていつの間にか体が重くなり動けなくなってしまった。ハル姉に助けを求めたら、義兄と二人で数珠を取り出して私の背中に擦り付け始めた。ハル姉によると、知らない女の人が私の体に憑依しているという。私は気分が悪くなり、意識はもうろう。二人は背中に呪文のようなことを始めたら、私は咳き込むようになってきた。ハル姉は「今、口から出てったから大丈夫!」というので、体を動かすとさっきまで重かった体が軽くなっていた。初めての経験で、とっても怖かった

 食事も終わり、時計は12時に近づくと天井にはオーヴがいっぱい浮かんでいて、この間みたいにもやが立ち込めてきた。壁にハンガーで掛けておいた父の着替えと靴を用意して玄関を開けると、そのオーヴや煙のようなものが外に向けて次々と出ていく。外にはうっすらとスポットライトみたいなのが上から照らされているように見える。そして父のスーツからは煙みたいなものがじわじわと出てきて、12時を過ぎたらさっきまであったたくさんのオーヴやもやがなくなった。父が天国へ旅立ったためだろう。ハル姉以外は父の姿は見えなかったが、みんなで見送ることが出来て本当に良かった。父が無事、天国へたどり着けますように…。
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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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