スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

それはまるで眠るかのように

 今日は那須の山が雪で真っ白になっていた。が、季節は春なんじゃないかと思うほど、昼過ぎからぽかぽかしていていいお天気だった。午後、父と次兄と私で伯母の家に行ってきた。伯母の死後、初めて。
 伯母は祭壇の前に寝かされていた。ハンカチを取り顔を見せてもらったら、今にも目を開けて話し掛けそうな感じ。「オバチャン、来たよ」と声を掛けてみたが、ハル姉みたいにはいかなかったわ、当たり前だ!(苦笑)ちゃんと、蒸かしたさつま芋が置いてあった。
 従兄弟の奥さんのマサコ姉ちゃんは少々やつれている様子。こんな風に死ぬなら、もっと優しくしてやればよかったとか後悔ばかりしているそうな。生前の伯母とマサコ姉ちゃんは、何でもお互い正直に言い合えるような関係で口喧嘩もバンバンしていたので私は、マサコ姉ちゃんに「嫁と姑を越えて本当の親子みたいでとっても素敵だったよ!」と言ってしまい照れまくりのマサコ姉ちゃんだったが、急に目に涙を浮かべてしまったので、横にいた娘のMちゃん(私の同級生!)と写真を見ながら急いで昔話に切り替えたのである。というのも、私も泣き出しそうだったから。「生前本人がお葬式は賑やかにしてほしいという言葉を守りながら、笑って(天国へ)送り出したい!」という伯母ファミリーの願いを守るために、私は必死で涙をこらえてわざと冗談を言ってみたりして、本当によく頑張ったと自分を讃えてあげたかったくらいである(笑)
 私は15日のお葬式には母がいるため出られないので、今日が最後のお別れだった。「父を守って!父がもっと長生き出来るよう守っててね。オバチャン、こんな私を今まで可愛がってくれてありがとう!安らかに眠ってください。いつかまた会いましょう」と、心の中で語りかけ、伯母宅をあとにした。


昨夜観た作品は『フレンチ・カンカン』
 1888年パリ。興行師のダングラアル(ジャン・ギャバン)が経営する寄席。ローラ(マリア・フェリックス)はモデルをしていたがダングラアルに見い出されダンサーに。それからの彼女はダングラアルに夢中。しかし、富豪の男爵がローラにつきまとっている。モンマルトルへ行ったダングラアルは、カンカン踊りのレビューショウを観て感激し、寄席でもやろうときめる。
 ムーラン・ルージュでお馴染みの不朽の名作です。私はちゃんと観たのは初めてでしたが、こんなに素晴らしい作品だとは思いませんでした。エディット・ピアフの歌は鳥肌が立ったし、美術もロートレックを彷彿するような感じで、全体的に鮮やかなんです。ハリウッドでもこんなにカラフルな作品があったでしょうか?本当に綺麗でした。ラストのレビューも圧倒的なパワーを感じました。ただ、ジャン・ギャバンが若い娘と恋するのが笑っちゃいますけどね(笑)




…この一週間、なぜか寝不足で頭がイマイチ働いてくれない意味不明な文になってやしないかとハラハラしながら書いてます(笑)
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2007年11月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
プロフィール
メアリさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
血液型 A型
アーカイブ
最近のコメント