庭もすっかり秋めいて、落ち葉も風に舞っている。疲れやすい私はなかなか散歩できずにいるけど、日が傾きかけたころ起きてカーテンを開けると、猫たちが丘を走り回っているのが見える。油絵のような景色はもうまもなく終わるだろう。
イーサンのお仕事が終わるのを待って久しぶりに二人で食事した。「風邪ひかないように!」「仕事は引き受けないように!」「治療に専念するように!」と、いつものように念を押された(笑)。すっかりデートらしいデートもしていないが、短い時間に顔を合わせ、ああでもないこうでもないって話をするだけで気持ち的に楽になる。家にいると喋らないし、寝てばっかりいて自分の世界の中で暮らしているようなもの。それが心地よくもあり、ストレスにもなる。だから、少々無理してでも彼に会うことは大切な時間なのだ。
帰り道、信号待ちしてたら星が綺麗で感動した。秋の澄んだ空気が星を瞬かせている。秋の星座はシンプルで情緒的だ。オリオン座がいちばん大きく見える時期である。「見上げてみて 南のひとつ星を 素敵な空でしょう」と今井美樹さんの『PRIDE』を口ずさみたくなる、そんな夜である。
たくさんの拍手ありがとうございました!
いつも感謝しております
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