久しぶりに雨が降っていて暖かい夜であった。冬の雨も情緒があって好き。これで庭の雪が一気に溶けるかな。ぬかるみがあるから、なかなか散歩できないでいる。
イギリスの友だちから水害に遭ってるとのメールが来た。イブの前日辺りから街が水没して、ドーバー海峡を越えてフランスまで被害が出ているという。イギリスは曇の日がほとんどの国だが、冬の雨は少ないはずなのに水害なんて…。電気が二日半止まっていて、暖炉で暖をとっていたそうだ。夏ではないから悪臭はあまりしないだろうけど、水が引いたあとが地獄なのは前に書いたとおり。
イギリスは災害が少ない国だけに、水害とは珍しい。やはり地球の気候は異常なのだ。産業がこれほど発展した影で人間は地球を好き勝手に破壊している。そのツケが今溢れ出しているのだ。地震や巨大ハリケーン、竜巻なんかはもろに磁場が悲鳴をあげている証拠。しかしながら、私たちは文明を止めることができない。まさに私たちは無限ループの渦の中で暮らしているのだ。来年もまだまだありそうですな。備蓄品を時々チェックしておこう!
久々に仮設住宅廻りをしてきた。皆さん、浜通りの自宅で年末年始を過ごす方が多いらしく、閑散としていた。
南相馬の小高地区でも一時帰宅が許されて、大工さんを伴って帰る人もいた。震災後、避難して一度も帰っていないで、家が住める状況ではないからである。野生化した豚や牛も街にたくさんいるそうだし、住民の皆さんは家に帰ってもいろいろ不安かもしれない。
あれから三年近くたってもなお、多くの人たちがふるさとの生活に戻れない。家族がバラバラに散り、孤独に死んでいくのを何度か耳にしている。世の中の人は不平不満を口にするが、あの浜通りの人たちに比べたらずっとずっと幸せなことに気づいて欲しい。そしてもっと心を寄せてほしいと思う。
たくさんの拍手ありがとうございました( ´ ▽ ` )
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