庭の夕暮れは早い。木の葉が落ち、殺風景そのもの(笑)。来年オープンするとは思えないくらい何もないように見える。
あの震災から1000日が過ぎた。県内の70%以上の人が、復興したと感じられないとアンケートに答えている。やはり原発の問題が念頭にあるせいか、毎日不安な気持ちが拭えない。福島だからと差別されたり、仕事の取り引きが県外の企業とうまく行かなかったり、様々な問題が頭を悩ませている人の多いこと。だから、地域のイベントが盛んになっているのかもしれない。
県外の人たちから福島の悲しみを過去のものへと追いやってしまわれると、どんどんその悲しみは深くなってしまうような気がして、正直もどかしい。
あらゆる地場産業の生産者が苦しみと不安の中にいることを思えば、私の悩みなど本当に大したことがないと感じる。彼らの痛みは深く、これからもどうなるのか誰もわからないのだから。
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