HERE TODAY DIARY Season2

　窓の外は雪が降っている。雪は音も立てずひっそりと降って、積もると景色全体が静まり返る。まるで時間が止まったかのように。冬至を迎え、カボチャの煮物を作り柚子風呂に浸かった。静かな、静かな夜。


　いつも使ってるヘアミストが切れたので、オークションで探してみたら半額・送料無料で売られていて即落札。終了時間は23時過ぎと遅い時間。出品者はなかなか初回連絡を寄越さないので、次の日に連絡してくるだろうと思いきや、朝方の四時過ぎに来た。その出品者の評価を見るとまだ20件ぐらいの取引しかしていないようだったので、私は仕事を朝までやってたりするから気にしませんが、深夜や朝方の連絡は落札者の中には非常識と思う方もいらっしゃいますよと、軽くお説教してしまった(笑)。
　するとその出品者は「スマホがフリーズしちゃって、アハッ(*^▽^)/♪」だって。アハッじゃないだろうと、突っ込みを入れたくなったが、即ネットバンキングで振り込みしたからか、その日のうちに発送してくれるとのことで我慢した。なんて軽い応対なんだろう。見知らぬ同士なんだから、もっときちんとしなきゃダメじゃん。他の人だったら「こんな時間に連絡してくるな」って怒鳴り付けるかもしれないのに。私が硬いだけなのかな？そういうのが物凄く気になっちゃって気になっちゃって…自分でも嫌になる(笑)。


　仮設住宅のクリスマス会の準備のお手伝いに行ったら、ボランティア団体の方が外国人のサンタさんを手配したという(笑)。「本物なんだから！」と豪語する。そりゃ本物に決まってるさ。サンタさんも忙しいのにわざわざ来てくれるなんて有りがたい。子どもたちもきっと忘れられないクリスマスになるはず。

　帰り道、たまたまチャンのお店の前を通ったらレジを打つ彼が見えた。その時はバイトの子が具合が悪くなって帰ってしまい、夕方に来る大学生の子が来るまでやっていたらしい。彼がレジを打つのはなかなか見られないので、寄って見ればよかったかな。明日からは怒涛のケーキ・オードブルの配達ラッシュ。事故とかないといいけど。
　家に着いたら、大きな花束が届いた。彼からだった。私が大好きなガーベラやスウィートピーやバラ(何度撮り直しても写メに写りきらない)。
「クリスマスを一緒に過ごせなくてごめん。
いつもありがとう。
感謝しています。
あなたを愛しています。心から。」
ってカードが彼の綺麗な字で書いてあった。やっぱり気にしてたんだ。私は全然クリスマスのことなどは考えてなかったし、この多忙を窮める時期の彼が仕事に集中できるよう、こちらからは連絡しないようにしようと決めている。でも嬉しい







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