風に乗って雪が舞う毎日。外は寒い。ついつい外に出るのも躊躇してしまうが、出掛ける用事が続いている。
毎度のことだけど仮設住宅のおばあちゃんたちや、小さな子どもたちの様子を見に行ってきた。幼稚園に入らないくらいの小さな子どもたちは、風邪が流行っていてお母さんたちが大変そうだった。チィ姉の子どもたちがお世話になっていた小児科の先生に、仮設住宅にこういう子どもたちがいるという電話をしたら、先生がなんと「今から参ります!」と仰ってくださった。この先生が往診するなんて聞いたことがなかったからびっくり。まあ、状況を察してくださったのね。有り難い。風邪薬や熱冷ましもたくさん持ってきてくれた上、お年寄りの健康チェックまでしてくれたのである。電話をして良かった!
おばあちゃんたちはちょっと元気がなかった。野田くんが「原発の収束を宣言します」なんて適当なことを言いはなったことも大きな原因だけど、毎日つまらないみたいなのだ。知り合いばかりで暮らしているわけではないから、心を許せないのね。「先生、コンビニのあんちゃん元気?今度いつ(仮設住宅に)来るって言ってた?」とは、いつものおばあちゃん(笑)。チャンに会いたいらしい。彼は忙しいからいつになるかわからないよと言うと「なぁんだ…。あんちゃんに手握って欲しいのにガッカリだ
」としょんぼりされてしまった。
帰り道、チャンから「年賀状どうするんだ?早く申し込まないと間に合わないぞ!」と電話。ちょうど申込用紙を持っていくところだった。お店に寄ったら彼はいなかったが、いつものオバサンの従業員が「年賀状印刷のお代は店長からいただいています
」とのこと。チャンが出してくれたんだ。申し訳ないから払いますっていうと「店長から先生にはお代は絶対戴くなって申し遣っております。店長がそう言うんですから甘えちゃってください
」と言うのである。お店を出て彼に電話したら「年賀状代は気にしなくていいからね
近いうちにメシ付き合ってくれ!」。優しくすると癖になるからやめなさい(笑)。年末年始は出費がかさむから正直助かる。あとで何かお礼しなくては!年賀状が仕上がるのは三日後だそう。早い。
さっきのおばあちゃんのことを彼に話したら、帰りに寄れたら寄ってみると言ってくれた。夜、弾む声でおばあちゃんから電話(笑)。「あんちゃん、お汁粉持って来てくれだぞい
あんちゃんに手を握ってもらった。先生、ありがとない。彼氏、貸してくれてありがとない。あんちゃん、いい男だから大好きだ
」と大興奮(笑)。良かったね。また来てくれるといいね。
チャンも疲れてるのに行ってくれて感謝!「俺はばあちゃんたちのことがいつも心配だから、別にいいんだよ
」って、ああた、アンタはエライっ。
拍手ありがとうございました
世界は良い方向へ向かうといいんですけどね。
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