ユーリのレポート

あの青髪兄妹の正体はSECT11、エメルさんが用意した策とはアメリカのムラクモ機関である彼等に協力を仰ぐ事のようです。ですが、ショウジとイズミはエメルさんの命令も聞かずに丸ノ内に独断で先行してしまいました。気性の荒いエメルさんは僕達に遅れを取るなと急き立てますが、こんな調子で果たしてティアマットを倒せるのでしょうか?駅構内ではショウジとイズミが率先してドラゴンを倒してました。圧倒的な強さで戦う彼等は確かに口だけではないようです。けれど危険を省みずに敵に突っ込むのは勇敢とは言えません。僕達は迷路のような駅構内を抜けてティアマットの元へ急ぎました。ティアマットの所に辿り着くもショウジとイズミが交戦していました。銃使いのトリックスターであるショウジが弾切れを起こし万策尽きたもののティアマットは手負い状態。エメルさんの咄嗟の討伐命令により僕達が止めを刺しましたが……イズミは活躍の場を取られたと不愉快な様子でした。
ともかく献体を入手し議事堂へと帰還した僕達。SECT11はアメリカのプライドがあるのでしょうか、日本の施しなど受けないと自分のベースへと行ってしまいました。
エメルさんは現大統領のデイヴことデイヴィッドへ抗議すると息巻いているようですが果たしてそれで荒くれ集団のSECT11が大人しく管轄下に入るのか不安は尽きませんねぇ。