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オブリビオン

映画の方のオブリビオンを鑑賞。
トム・クルーズが主役。スタートレックのような白い無機質なスーツに無機質で白いインテリアに飾られた天空の住居と古典的SFちっくな作品(わざと意識してるのでしょうが)
月が侵略者に破壊されその影響を受け地球が廃墟と化した未来。侵略戦争で人類は辛うじて勝利するが侵略者の生き残りが地球に残っていた。
人類が新たな地木星に移住する為の海水を回収(逆三角錐の巨大な建造物はまるで宇宙船です)、主人公は地球を偵察する無人メカのメンテナンスをしている修理屋という設定。(この無人メカ、空中に浮いてて殺傷能力が凄い。ポータルというゲームのタレットみたい)この任務を終えれば移住が出来るとパートナーの女性は喜んでいるが、主人公は退廃した地球への望郷が捨てきれなかった。任務の為地球へ降り立っては過去の異物である本などをこっそり集め森に囲まれた隠れ家に集めている。主人公は過去の記憶を消されているが、断片的にある女性の夢を見る。そして地球へ墜落した脱出カプセルの中から夢で会った女性を助けた事から事態は急変してくる……といったストーリー。
この映画は−−・・・淡々としてますね。
建物が破壊され自然だけが残された地球の美しさという映像美が売りなのでしょうが、砂漠がメインである意味アンダー・アースとは真逆な印象。
アクションのシーンもあるけれど、トップガンで見たようなシーン、銃撃戦も人間対メカなので緊迫感が薄い感が否めませんでした。
肝心のストーリーがまた主人公が侵略者側と戦う話かと思ったら記憶を抹消された主人公が実は侵略者側に加担していた(しかも主人公にはクローンが多数いて……)というありがち&ありがち展開。
SFをあまり見ない人には受けるのでしょうが私は途中でネタバレが予想出来てしまって純粋に楽しめませんでした……。−−・・・リアリティがないんですよね。
地球は放射能汚染されてる筈なのに、主人公は普通に顔を晒して活動してますし。(地球に残された人間達はマスクとか被ってるのに)それから、人間は生き残りいたのに他の動物とかいないんですよね(絶滅したとか飢餓に苦しむ人々に食べられたという説明一切なし)
環境に適応したと思われる湖畔の鯉だけ。
敵であるサリーも所謂異星人ではなくメカ。う〜ん、益々ポータルのようだ(ポータルは主人公に指示を出していたナビゲーターが実はグラドスという機械)驚きも捻りもない話がAmazonでは高評価というのが皮肉でございます。
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