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尻尾、取り損ねた。


「しまたにさん、だいすき!」

しまたに
「ぶぇええぇあえ!」

抱擁する私は、飲み会の席
誰もが酔っ払っている中で
こんな二人に周りが
気づくわけがない
だから、今だけは
こうしていて欲しい







しまたに
「じつはね、彼女と別れたんですよ」


「だーかーらー、私にしとけば良いって
言ったでしょー、馬鹿か」

しまたに
「けど、猫柳さんやと俺は心配なのです」


「えー、どの辺が?付き合おーよー」

しまたに
「どっかいっちゃう気がして」


「しまたにさんなら、きっと
私 ずっとそばにいるから大丈夫です」

チョコパイの単身パックが欲しいと思う、今日この頃。

久しぶりに連絡が来たかと思えば


「俺との第二児はー?」


「養育費も払ってくれてなくて
誰が育てるねんて(笑)」

笑い話に持って行きたかった

もう、どうせなら
友達の関係性で良い


「色んなところ今まで行ったねー」


「覚えてないわー」


「初めてのデートは〇〇でしたね」

わー、それってさ
初めてのデートやったけど
私の決戦の地でもあったよねー
でも、君にとっては
良い思い出しかないんやねーって
ムカついた


「君を殺し損ねたこと
一生後悔すると思う」


「あの時、一層のこと
俺を殺してくれてれば
こんな不幸なことは
起きずに済んだかもね」
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