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言うだけなら誰にでもできる。


「え、え、えーー!!!
なんで しまたにさん」

島谷さん
「ショック療法ってやつです」


「ショック療法なら
抱きしめるくらいしてよなあ」

島谷さん
「僕が 抱きしめたら
きっと壊れてしまいます」


「久々に聞いたら
ちょっと引きますね」

島谷さん
「えー、猫柳さんが一番
僕のくさいセリフシリーズ
好きだったくせに
そんなこと言われたら
僕の存在価値 見失います」





本日、しまたにさんが
急にお店に来店

友達と食べに来ていたのである

彼にも友達がいるんだなあ
と、驚きを隠せなかった





「なーんだ、しまたにさん
ちゃっかり友達いてるんじゃないですか」

島谷さん
「ちゃっかりどころか、しっかりですよ」


「で、なに食べます?」



オーダーの時は
片膝を地面につけるのが
絶対のルール





「…で、なに食べます?」

島谷さん
「いい眺めですねー」


「ニヤニヤすんなて」

島谷さん
「誰にでも強気な猫柳さんが
僕に対して 膝付きの姿勢ですよ
ニヤニせざる得ない状況です
このまま僕がオーダー言わなかったら
一生 猫柳さんは、僕に跪いたままですね」


「誰が一生、跪くかよ
はよ オーダー」




ご飯食べ終わって
裏で店長と少し話して
お会計しにレジへ来た





「1580円です」

島谷さん
「猫柳さんの奢りですよね」


「いいえ、違います」

島谷さん
「けち」



お釣りを渡した時に
ぎゅっと両手で、私の手を包んだ




「なに」

島谷さん
「今日は、寂しくなさそうですね」


「ああ(笑)
しまたにさん来てくれたからね」

島谷さん
「僕ね、少しだけ分かるんです
猫柳さんの手握った時
今日のあなたの調子が」


「すごいね」

島谷さん
「エスパーなんでね」


「エスパーなんていやしない、机上の空論だよ
実際に居るとすれば、舞園さんくらいだよ」

島谷さん
「舞園さん?」


「いえ、なんでもないです
一個下の話です」

島谷さん
「僕と同い年じゃないですか
誰か入部したんですか?」


「一個下って、年齢じゃなくて
次元の話(笑)」

島谷さん
「うわあああ、また猫柳さんが
2次元にぶっ飛んでるー」
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