HERE TODAY DIARY Season2

　今日は一時間早く起きられた(笑)。締め切りまであと少し。締めの文章が降臨してくれるのを待つ。

　なんだかまた地震が頻発してきましたな。夕方の地震の時は長くて、そのうち強く揺れるかと思った。
　都心が震度四だったそうだ。寒いときに避難するのはつらいから、来なければいいけど…。亡くなった父がこの間来て、「関東で震災が来たら缶詰が貴重品になるから、今のうち買っとけ、歩いてきた関東の人たちに食料を分けてやれ！お互い様なんだから」と言っていた。間違いなくそのうち大震災は来るそうだ。毎日、天皇陛下が早朝にお祈りしてくださっているから、安心して暮らせるんだぞとも。陛下がいつまでもお元気で居てくださらないと困るな。他に誰がこの国のことを祈るのか。
　関東で震災が起きたら日本の機能が麻痺して、長い間大変らしい。我々東北人とは違う都会の震災は想像を絶する世界なのだろうな。混乱が起きても、去年みたいに落ち着いて行動すれば大丈夫らしい。まあ起きないに越したことはないけどね。


　姉たちが野菜の収穫に来ていた。長ネギが大豊作で、大量に台所のシンクに置かれてあった(笑)。長ネギは何の料理でも使えるからあっという間に消費してしまう。私はとろとろふわふわスクランブルエッグに長ネギをいっぱい入れるのが好き。ちょっと出汁しょうゆと柚子胡椒をかけて、ご飯の上に乗せて食べる。体調が悪いときもこれだったら食べられる。
　他にアスパラ菜(ポエム)とニンジンも豊作。チィ姉の娘のまりあ(高二)が厳しい。ニンジンを食卓に出すと「じいちゃんが作った甘いニンジンじゃないからいらない！」と言うのだそうだ。姉たちは父と同じようにニンジンを栽培しているが、まりあに言わせると全然違うのだとか(笑)。父の作った野菜は何か秘密兵器があったのかもしれない！
　それから白菜！今年はお店で売られているような大きいのが出来た。毎日一枚ずつ剥がして、お味噌汁や浅漬けにして食べている。冬は毎日白菜。茹でてお浸しにして食べるとお腹いっぱいになる。
　今年はかぼちゃがイマイチだったのが残念だ。母みたいに美味しいかぼちゃの煮つけを作りたかったのに。でも里芋の煮っ転がしが美味しいからいいか。ちょっと前まで里芋が苦手だったのに、なぜか今は美味しくてたまらん。けんちん汁をほぼ毎日作って里芋を味わう日々…。
　この頃、地物の新鮮な野菜が毎日の活力になっている気がする。有りがたく食べていこう。





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　また三時頃に起きた(笑)。早く寝ようと思いながら、執筆に夢中になると止まらないのである。途中でやめたら、考えた文章が寝て起きたら泡のように消えてしまうから、書き始めたら最後まで書かないとダメなのだ。

　十一月ももうあと一週間。年末になると故立川談志の落語『芝浜』を思い出す。談志の渾身最高傑作といわれたこの噺(はなし)は、古典落語の人情噺で、とても温かくてちょっと泣ける。
　『芝浜』のストーリーを軽く説明すると、酒浸りの男が芝浜で大金が入っている財布を拾う。しかし拾ったはずの財布がなくなっている。妻の言葉により「財布を拾った」のは夢であったと諦める。男は改心する。懸命に働き、独立して自分の店を構えるまでに出世する。後に妻から実は、妻があの財布を隠していたというのが事の真相であった。
　大晦日を迎えたある日の、夫婦の愛情をこれほど暖かく描いた落語はないんじゃないかな。談志さんは病に苦しみながら、命がけでこの噺を何度も何度も演じた。切ない噺なのに笑う観客を怒鳴り付けたこともあるくらい、大切にしていた演目。確かに笑う噺ではない。むしろ惨めな男の姿と、しっかりものの女の愛情ある眼差しで胸が熱くなる。
　一度でいいから生で談志さんの『芝浜』を聞いてみたかったが、チケットは一瞬にして完売してしまうほどだった。そんな矢先にお亡くなりになり、残念だけどCDやDVDで観ている。何度聴いても飽きないのは談志さんの演技が素晴らしいからに他ならない。これほどの天才はもう出てこないのではないだろうか。

立川談志『芝浜』
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　今日は寝て曜日だった(笑)。朝の七時に寝て、三時半に起きたから、八時間は眠ったんですな。
　この頃、体が疲れてても頭だけ冴えてる状態のまま寝不足で、まいっていたのでよく眠れてスッキリ！

　寝起きにぼんやりしてたら、らいちが来た。小さな声で「まぁむまぁむ」と私を呼ぶ(笑)。チィ姉にはハッキリと「ママー！ママー！」って呼ぶくせに。ファンヒーターの前で暖まっていたらいちだったが、チィ姉の車の音がして玄関でお座り。チィ姉が「らいちゃん、ただいま」と抱っこすると「ママー」と言いながらチィ姉の鼻を舐めていた(笑)。

　また締め切りに追われている。今から一時間ぐらい執筆してから寝ようと思う。けど、眠くなってきた。どうしよう…。

　立てこもり事件、男を確保、人質を救出とのこと。良かったですな。何のために立てこもったのだろう。いつも年末にありがちな、年が越せなくて刑務所に行きたかったってやつなのかな。
　年末は立てこもり・強盗が多いから怖い。イーサンのお店に強盗が入ったらと思うと不安になるわ。(人に怖い思いをさせたり、警察に捕まるくらい迷惑をかけたら亡くなってからが大変らしいぞ！)

あー眠い。寝てしまえ、私。

　日付が変わった辺りから、私の部屋のデジタルチューナーのリモコンが動かなくなった。そして三時前に地震。こっちは微震で済んだが、宮城で震度四の地震だったようだ。知人のTwitterを見たら揺れる直前、地鳴りがすごかったそうだ。久々だね。

　昨日のブログをアップしたあと、外を見たら吹雪になっていた。明日、兄にスタッドレスタイヤに交換してもらう予定。積もってからでは遅いですからな。


　今日は免許更新の講習に警察署へ。余裕を持っていったはずなのに、車から降りたら強風で歩けず、講習が始まるギリギリに中へ入った。「エレベーターをお使いください」と案内され、会議室に着くと怖そうなオジサンの教官から「免許証を出してください」と言うので、バッグから出そうとするも見つからない！教官は「不携帯がい？」と怖い顔。そういえば、免許証はケースから出してバッグから取り出せるようにしてから車を降りたはず。しかしなぜバッグにないのだろう。車に置いてきたようです、と教官に言い慌ててエレベーターを降りた。
　降りたらすぐに受付の女性が近寄って「どうしました？」と言うので、車まで免許証を取りに行くことを話したら、「車椅子に乗ってください！風が強いからずっと一緒にいます」と仰り、車椅子で車のところに。ドアを開けたらすぐに免許証発見！
　そのまま車椅子は猛スピードで会議室へ！するとその女性がいきなり教官に向かって「免許証なんて後でも良かったじゃないですか外は風が吹いて寒いんですよ。あなた、それでも人間ですか」とキレてしまった。会議室は一同シーン(笑)。
　いやいや、私が忘れただけなんですから私がいちばん悪いんですよと、私は女性に言ったら、女性は教官と共に廊下に出た。廊下からはどなりあう声。すぐにお巡りさんが集まってきたみたいでくろだかりの山。私がいちばん悪いのに、本当に申し訳なかった。
　女性は私が足が不自由なことで親切にしてくださったのに、もしかしたらあのあと上司の方に叱られたのではないかと心配。次からはこんなことにならないように気をつけなければ！
　しばらくぶりでゴールド免許になった。もうポリスマンのお世話にならないようにしなくちゃ！

　そんなこんなで、そのあとはイーサンと待ち合わせしてランチ。彼は高速を飛ばして、宇都宮のデパートに連れていってくれた。が、車を停めたと同時に彼の携帯が鳴った。お店から緊急の電話だったようなのだが、彼ときたら「今な、うちの豚の花子が死にそうなんだよ！私が戻るまでもうしばらく待っててくれ！なるべく早く戻るから、チーフ(オバサンの従業員)に任せる」と言っていた(笑)。豚だか牛だかどっちだか忘れたが、そういうことにしたらしい。
　でも緊急の電話が来たからには早く戻らなきゃダメでしょ？と彼に言ったら「そうだな…悪いけどランチしたら戻ろう。本当は何か買ってやりたかったんだけどな…ごめんな」。サボって出てきたんだし、私のことはいいわよ。全く、お前さんったら！(笑)帰りは120kmぐらい飛ばして戻った。花子はいずこ？！(笑)

　最高気温が遂に一桁になった！痩せたせいか寒さが身に沁みる。会津の方では少し雪が降ったみたいだ。甥っ子たちはスノボに早く行きたくてソワソワしている。

　オークションで落札された物を発送するのにクロネコヤマトに行ってきた。機械で宛名シールを作っていたら、相手先の名字の文字が出てこなくて受付のオニイサンといろいろ漢字変換して試すのだが一時間経っても出てこなかった。
　その名字は釼持さん。これ、何て読むと思う？


　釼持と書いてけんもつと読むそうだ。機械は釼持の“釼”が出てこなかったのだ。結局、その部分を手書きで書くことに。珍しい名字な人がたまに落札者にいると、どういった家系なのか知りたくなってしまう。
　私は本名が“山下”なので、本当に平凡。たまに「山下達郎と親戚なの？」って尋ねられるけど、全く関係ないようだ。もっとも、山下という名字はありふれているからね。ちなみに私の先祖は静岡県。

　しかし、その釼持さんのフルネームは画数を見ると完璧な名前だった。総画で３４。男性では最高の運命。お金と女には不自由しないであろうから、きっといい男に違いない(笑)。