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言えない不自由

 暑いのも今日までといわれ、最後の夏を気だるく過ごした。暑さ寒さも彼岸まで。まさに!

 いつものように仮設住宅のお手伝いに行ってきたのだが、玄関の段差が毎回気になってしょうがない。私みたいに足が悪いと、上がり下りに一苦労。お年寄りも多いから怪我でもしたら…と心配になってしまう。スロープをつけてもらいたいとしても、今は忙しそうな行政にいちいち頼むのも言いづらい雰囲気。これは何とかしないといけないな。
 仮設住宅には身障者もいるけど、重い障害の人は施設を勧められるという。今まで自由に暮らしてきた障害者がいきなり施設に入って生活するのは、とてもとても窮屈になることは私にも容易に想像できる。自分で出来たことも誰かがやってくれると思うとしなくなるだろうし、外に積極的に出ようという気も薄れてしまうはず。ちょっとのサポートで自力で出来る環境になってくれたらいいのに。まあ、一人一人のニーズに応えてたらキリがないなのはわかっているのだが…。
 子供の頃から施設に関わりをもって生きてきた私にとっては、自由に暮らせるって本当に有りがたいと感じる。もちろん施設の職員さんたちも皆さんよくやってくださっているのもわかるが、心の奥の不自由にはなかなか気づいてくれない。それが塵となって積み重ねられるとしんどくなるものである。
 今回の震災で被災した障害者の多くは、相当のストレスのなかで過ごしておられるのではないかと案じている。とにかく健常者が生きるのに精一杯なのだから、そこまで行き届くはずがないのである。それでもお年寄りも身障者も、その多くが文句も言わず耐えて過ごされていること、忘れずにいよう。そして、この方々に何か出来ることはないか考えなくては!






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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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