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私は無事でございます

 いやはや、大地震が頻発している福島沖在住のメアリです。昨日は震度四、そして今日も震度四…。もはや更なる大地震の予兆ではないかと思えてならない。
 今日の地震直後、私と連絡がつかないとご心配いただいた皆さま、私はこのとおり無事でございます。心配してもらえただけで嬉しい

 とりあえず被害という被害はないのだが、写真立てが倒れたり、本棚から本が落ちた程度。ただ、昨日と今日の地震は非常に長く揺れ、縦揺れのあと横揺れがグラグラくるので物凄く気持ち悪い!
 福島沖はよく震源地になるので、地震には慣れっこになってるのも確かだけど、すぐ逃げられるように努力したい。

昨夜…じゃなくて夕方観た作品は『シンドラーのリスト』(1993年)
 1939年、ポーランド南部のクラクフにドイツ軍が侵攻。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、巧みにお金でものを言わせ軍の幹部たちに取り入って、ユダヤ人が所有していた工場を払い下げてもらい、ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルン(ベン・キングズレイ)をパートナーに雇い、軍用ホーロー容器の工場を開業する。やがてユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に移住することが義務づけられ、シュテルンによってゲットーにいるユダヤ人たちを無償の労働者として、工場に集められる。
 実はこの作品を初めて観ました!今さら、ですよね?内容にグロさがあるという情報と、過大評価されるスピルバーグにひねくれて観ていませんでした。長い長い作品でした。途中から種まきに来ていた兄姉たちと一緒に鑑賞。
 ナチスによるユダヤ人大虐殺の映画は今まででたくさん観てきたけれど、これはやはり別格でしたね。生々しい映像に目を覆いたくなるシーンがたくさんあり、当時のユダヤ人はこうして罪もなく死んでいったのだと思うと本当にやるせない。主人公シンドラーの最後のセリフに、この悲劇を物語っているように思います。もっと助けたかった、いや千人も助けたじゃないか…観る人に様々な思いが交錯します。本当にいろんなことを考えさせられました。身障者が大量に殺されてたのは知っていたけど、私もあの時代には不必要な存在として殺されていたのでしょう。
 スピルバーグ自身がユダヤ系アメリカ人なので、ドイツに対して憎悪の感情もあるだろうし、映像として描くことは多少なりとも過剰すぎるところがあるかもしれませんが、やはりナチスのしていたことは許されない黒歴史だと思います。残酷だけどもう一度観てみたい、そう思わせる作品でした。
 それから、ほとんどの映像がモノクロで、象徴的人物に色がついているカラーパート技術は今ではすっかり珍しくなくなりましたが、この映画が元祖でしたね。
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プロフィール
メアリさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
血液型 A型
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