ジェクト「おい!アーロン!」
ブラスカ「どうしたんだそんな怒った顔して」
アーロン「俺に何か用か」
ジェクト「どういう事だよアーロン!チュアミってガキいつこさえた!」
ブラスカ「こさえるって……」
アーロン「知らん。俺に子供なんていない」
ジェクト「チュアミがアーロンの事父親だって言ってたぞ!説明しやがれ!」
ブラスカ「えっ?母親は?」
アーロン「2人して俺を質問責めにするな。大体ルールーでさえ信じなかったんだ、あらかたホラ話に決まってるだろう」
ブラスカ「ああ、私達の子供を名乗る人が遺品をくれってユウナの元ガード達にたかってるんだっけ?全く迷惑な話だよなぁ。私の娘はユウナだけなのに」
ジェクト「けどよ!隠し子とかの可能性だってあるだろ!」
アーロン「ふん。俺は縁談を断ってすぐブラスカのガードとして旅をしたんだぞ。それにもし俺に子供がいたらお前に黙って隠したりしないだろう」
ブラスカ「ルールーもそんな事言ってたな」
ジェクト「けどチュアミが−−・・・!」
アーロン「そいつが本当に俺のガキだったらどうするんだよ、と聞きたいのか?」
ブラスカ「まぁチュアミの与太話かどうかまでは真偽が定かではないからなぁ」
ジェクト「オレは信じねぇかんな…アーロンに女がいたなんて…おめぇはオレだけのモンなんだからな」
アーロン「相変わらず、ジェクトは独占欲の塊だな」
ブラスカ「やれやれ、誰かに取られたくない気持ちは分かるがそういう口説き文句は私がいない時に言ってくれ」