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アーロン語り

アーロンは結婚&出世という男であれば憧れる道であろうにガードの道を選んだ訳ですが。彼が幾らブラスカ様を尊敬してるからと言えどもそれだけが理由じゃない気がしてしまうんです。
僧兵の副隊長になるのを蹴ったのはガードになる為でもあったけれど、アーロンとしては僧兵を辞めて後腐れが出来るのを避けたかったんでしょうね。キノックに譲るあたり、最初から副隊長になりたかった訳でもないのかも知れません。上官からの縁談を断ったのも上司を立てるのが嫌だったからではなくて帰って来られる保証すらない旅に出てしまうのだから、という相手方への配慮があったのかなぁ、と。ですが一番の理由は、守るべき人が増えてしまわないように、とかじゃないかなぁと。
年若い青年にとってはブラスカ様を守るだけでも手一杯なんですよね。だから守りたいものがユウナやスピラの平和というブラスカと、守りたいものが息子のティーダやブラスカというジェクトには、内心敵わないと感じてそうですよね。その劣情から「ブラスカ様を守るのは俺の役目だ、あんたには任せられない」とかジェクトに息巻いちゃうんですよねアーロンは。ブラスカ様は君も大袈裟だなと苦笑しているけどジェクトにはアーロンがブラスカに陶酔しているようにしか見えないから滑稽で、ブラスカはそんなに弱っちいヤツじゃねぇだろと余計な事言って、案の定口喧嘩に発展しそうです(笑)
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