ミャンマーでの暴動で、遂に邦人に死者が出た。民主主義がそんなにいけないことなのだろうか。この憤りをどこへぶつければいいのだろう。日本は本当に平和すぎて、現地の映像を観てもどれだけ緊迫しているか判らないけれど、人と人が殺し合うなんて馬鹿げている。一刻も早い解決を祈っている。


 父が少し風邪気味である。どこから噂を聞いたのか、長兄の会社の従業員のオバサンたちが、仕事の帰りに我が家へ寄ってくれた。このオバサンたちは父に、誕生日・バレンタインデー・クリスマスなど、節目節目毎にプレゼントを持ってやってくる。父のファンらしいので私は“ファンクラブの方々”と呼んでいる(笑)
 父も貰いっぱなしは申し訳ないと、ホワイトデーにはキャンディーをあげたり、野菜などをお返しにあげたりしている。娘の私が見てもかなりいい気になっているのがバレバレ(笑)
 ファンクラブの方々が父を訪ねて来られても、父が留守な時があるとオバサンたちの落胆ぶりが物凄くて笑ってしまう(笑)そんなに好きなのかな?さくら友蔵みたいな老人なのに。母の耳が遠くなかったらショックを受けて、嫉妬で寝込むことだろう(笑)

昨夜観た作品は『花』
 野崎(大沢たかお)は動脈瘤で突然倒れた。病院で医師に一刻も早く脳の手術をと勧められるが、記憶を無くす事になるかもしれないと告げられ、無気力になっていた。そんなある日、弁護士の鳥越(柄本明)を東京から鹿児島まで車で送るアルバイトを引き受けることになった。
 記憶をなくしたくない青年と、妻の記憶を思い出せずにいる初老の男のロード・ムービーでした。とてつもなく長い長い旅、しかも二人とも病気なんです。ラストに一面のお花畑にたどり着くのですが、涙が止まらなくなります。少々謎が残るのが気にかかりますね。