昨日からの雨は止まず、さっきようやく止んでくれた。庭はあちこちで池みたいになってるし、ゴン太のお気に入りのテラスも水浸し!
 今日は一日中、強く降っていたので出掛けないで家で過ごした。朝、私の部屋のドアの前でらいちがニャーニャー鳴いていた。どうやらチィ姉が、らいちを入れたまま出勤したらしい。いちばん眠い時間帯だったのだが、気合いで起きてらいちを部屋に入れ、らいちも私のベッドへ潜り込んできたので一緒に寝た。腕枕してあげたら喉をゴロゴロ鳴らしてご機嫌!そのうちに私の胸をモミモミしてきたが、相手は猫なのでそこまで(笑)。マルコがいたころは当たり前のように寝ていたが、久しぶりにニャンコと寝たら気を遣って動けなかったけど幸せだった


今日観た作品は『赤い風船』(1956年)
 ある日、大きな赤い風船が街灯に引っ掛かっているのを見つけた幼いパスカル(パスカル・ラモリス)は、よじ登って風船を捕まえた。それから彼は風船と一緒に歩き出す。しばらくすると風船は手を離してもパスカルの後ろをついてくるようになったのだが…。
 1956年にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した短編映画です。たった36分の映画なのに、こんなに観る者を惹き付ける作品もないのではないでしょうか。随分前に一度観た記憶がありましたが、今観ても本当に面白かったです。ファンタジーの傑作ですよね。今は亡きアルベール・ラモリス監督の代表作。彼の作品はとても元気にさせてくれるハートウォーミングな魔法が詰まっているような気がします。ちなみに可愛らしいパスカルは彼のお子さんでした。