HERE TODAY DIARY Season2

　何となく空回り状態でどうにも元気が出ない。気分転換したいと思いつつ、何をしたらいいのかもさっぱり思い付かない。こんなときはやっぱり映画かな(笑)

　ミケランジェロ・アントニオーニ監督の傑作『砂丘』が、七月にDVDになるという。私は既にビデオで持っているのだが、DVDも買っちゃいそうである。何といってもピンクフロイドの心地よいサウンドが全編で流れているのがいい。まるで作品のすべてがプロモーションビデオみたいで凄い。若い男女がサイケデリックな雰囲気を醸し出し、洗練された建築も見所のひとつ。


　二年前ぐらいにやはりDVD化された『欲望』も傑作。こちらはデカダンな空気で、ヨーロッパの香りがする。中でも見所なのがヤードバーズの演奏シーン。若き日のジェフ・ベックとジミー・ペイジが拝めるだけでもお得感があるというもの。

　昨日、たくさん歩いたので疲れてベッドへ入ったものの、なかなか眠れなかったので久しぶりに睡眠導入剤を飲んで寝た。爆睡して気がついたらお昼どころか、三時になるところだった！(笑)カーテンを開けて外を見たら、兄姉たちがお花の苗を植えていて慌てた。「(私を)連れていくと、疲れて次の日は起きないから今度から留守番にしよう！」と、姉たちにからかわれ半分撃沈！(苦笑)眠りが浅い私にとっては、毎日熟睡したいし、たまにはこんな風に我を忘れて眠らないと体が持たない。睡眠障害をなかなか理解されないというのは辛いですなまあ、気にしないようにしよう。

　眠りの中で見る夢で、自分が“これは夢なんだ”と理解していることを明晰夢という話は、これまで何度も書いてきたと思うけど、今年に入って、夢を見た記憶を忘れてしまうことが多い。昨夜も夢を見た感覚はあるものの、どんな夢だったか思い出せない。ずっとつけていた夢日記も止まったままなのである。

　この数年、夢をコントロールできるようになり、夢の中で会話が思うがまま話せたり行動できるようになったのだが、忘れてしまうくらいだから眠りの質が悪いのかもしれない。あと、深い悲しみが私の中に刻み込まれているせいか、夢の中でもあまり楽しくない。どうにかして気分転換しないとダメかもしれないですな。

　今日は母の月命日で兄弟全員でお墓参りしたあと、真ん中の兄姉たちと那須のフラワーワールドへ行ってきた。例の植物公園計画の勉強会みたいなものである。うちの敷地の倍ぐらいあるので、私は義兄に車椅子にのせてもらった。丘の斜面に、一面に色とりどりのポピーが咲いていて、まさにお花のじゅうたん。もっといろいろなお花が見られるかと楽しみにしていたのに、思ったほど種類がなかったのが残念。チィ姉が「方向性の違いってやつ？」と言い、みんなを笑わせたりした(笑)。
　でも収穫が二つ。お花が終わってしまったチューリップの球根をたくさんもらったこと。知らないオバサンから四つ葉のクローバーと五つ葉のクローバーをもらったこと！(笑)
　そこから南ヶ丘牧場へ移動。私は十年ぶりに来た気がする。懐かしさに嬉しくなり、ちょっと小腹が空いてきたのでピロシキを買おうとしたら“ペロシキ”だった。ぺ、ペロ…その“ペロシキ”は、なかなか美味しかった
　帰り道につり橋を渡ったり、遊歩道を歩いたりと、久しぶりに疲労困憊最近、滅法歩けなくなってきている。このままじゃいけないね。何とかしなくては！来月からは園芸店巡りが始まるらしい。植物公園のことで頭が一杯な兄姉たちの並々ならぬテンションにも、私はついていけるだろうか

　昨夜はムシムシしてなかなか寝つけず、朝方眠りについたおかげで、今日一日寝不足でボーッとしていた(笑)。
　私は夏になると暑さのせいで熟睡出来なくなる。だからエアコンなしじゃいられない。なんか今のエコな時代と逆行していますな、どうしましょう(苦笑)。

　連日、福島県内でも新型インフルエンザの感染者が現れたと書いたが、第一報以降ニュースでやらないのでおかしいなと思ったら、感染者と疑われていた人はただのインフルエンザだったのだそうである。
　それにしても、マスクをしている人は増え続けている。外出しなくても家に来た新聞の集金のオジサンも、宅配便のお姉さんも、郵便屋さんもみんなマスクをしている。私も外出したらマスクをつけた方がいいのだろうか。虚弱体質だから、うつる可能性はゼロではありませぬな(笑)。用心に越したことはない。明日からマスクしよう！

　地上波で『ナショナル・トレジャー』を観た。もちろんDVDで何度も観ているのだが、この作品の吹き替えされたショーンの声を聞くのは今日が初めてだった。吹き替えはいつもの方なので、かなり慣れてきた。とはいえ、ショーンのセクスィーな声が聞きたくて音声切り替えボタンを連打してしまったのだが(笑)。
　そうそう、ショーンともしかしたら、年内か年明けに再会出来るかもしれない。詳しいことはここには書けないけれど、もしまた会えたらまた感動のリポートをしちゃおう！(笑)あのショーン初来日から七年…。次に会えたらちゃんと話せるようにならなくちゃ。それまで勉強！勉強！

　今日も暑かった！そのせいか風邪をひく前触れなのかわからないけど、喉が渇いてしょうがなくて水分ばっかり摂っていた。水太りしそうで怖い(笑)

　久しぶりにライチが遊びにきた。彼は未だに家中をニャーニャー鳴きながら母を探している。いつも母の部屋に入りたがるのだが何とか連れ戻すと、今度は階段を上り、ドアノブにぶら下がりドアを開けて私の部屋へ。真っ直ぐソファーに上がってしばらく気持ち良さそうに爆睡していた(笑)。チィ姉によれば、今は家に妹子猫のイチゴがいるせいか、ライチには居心地が悪いらしく、ほとんど野良に出ていて夜は帰ってこないらしい。日曜日にはそのイチゴがもらわれていくので、ライチもやっと落ち着ける…かも(笑)

　親戚の葬儀がやっと終わった。ノンクン兄弟が帰りに寄ってくれたのだが、疲れた様子だった。ノンクンは「じいちゃんとばあちゃんに！」と花束を持ってきてくれて、こっちのじいちゃん(うちの父)との思い出があまりにも多すぎて(今回の母方の)じいちゃんに対する想いにギャップを感じたそうな。確かに近くの祖父母の方がずっと身近だろうし、喪失感も違うかもしれないね。何となくわかる気がした。