スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

教育係。

 坊ちゃん、坊ちゃん。坊ちゃん。
ご主人様である坊ちゃんの側にいる事が、私の幸せなのです。

坊ちゃんが私の全て

私の、私だけの幸せなのです。ですから…どうか…私を捨てないで下さい




そっと坊ちゃんを起こさぬよう、ベッドから起き上がる。

坊ちゃんは私を抱きしめながら眠っており、毎朝抱きしめられている腕を外すのに少し苦労する。


まだ16と幼い、坊ちゃんの顔。

子供特有の丸みを帯びた顔からやや鋭利的なシャープな顔立ちになってはきているものの、まだまだその顔は幼い。

青年、らしい、というのだろうか。

その顔は若さに溢れ、何物も恐れない、エネルギーとカリスマせいが見えた。

きっと、坊ちゃんはどんどん輝き、上を昇っていくだろう。己の手で。

それが楽しみでもあり、少し悲しくもある。

坊ちゃんが独り立ちしてしまえば、私の役目は終わりであるから。



「…ファク…、」
眠気眼で、坊ちゃんが私を呼んだ。

「はい…、おはようございます、坊ちゃん」

ニッコリと笑って答えれば、坊ちゃんは少し不機嫌そう。寝起き…坊ちゃんは悪いですが…今日は更に?


「…坊ちゃん…?」「…どこかいくな…」

そういって、腕を伸ばし、また私の肩に回す坊ちゃん。
ドキン…と胸が大きく鳴る。
そんな私をしってか知らずか、坊ちゃんは私の肩を引き寄せ、

「…寒いだろ…ばか…」

耳元で掠れた声で囁いた。

し、心臓に悪いですっ…


「ぼぼ坊ちゃん、」
「まだ寝る。ファクは抱きまくらになってろ…
まだ早い…」
「で、でも…!せっかく起きたんだし…」

早く起きたんだから、坊ちゃんの為に、ちょっと豪華な朝食を作りたい。
しかし、坊ちゃんは私の言葉を少しも聞かず…


「駄目だ…」
「坊ちゃん〜」
「ファクは俺の教育係、でも俺はファクのご主人様なんだぜ?俺のいうことちゃんと聞けないのか…」

ん?…と意地の悪い笑みを浮かべながら、私の胸の飾りを弄ぶ坊ちゃん


もう…。

坊ちゃんったら…
 少し意地悪に攻められれば、もうなにも言えなくなる。

仕方ない、だって私は…


エムなんだから。

こんな悪戯されたら…欲しくなっちゃいます…。


「坊ちゃん…」
甘えた口調で、坊ちゃんを見据える
「ん…なんだ…ファク」

坊ちゃんはクリクリと私の胸を弄りながら返事をする。その顔は…もうスイッチがはいっている…

もう…


「優しくして下さいね…?」

小首を傾げながら、坊ちゃんに言う。


「当たり前だ、ばか」

坊ちゃんはそういうと、何度も私の口に啄み、優しいキスをした。

僕と結婚してお嫁さんになってよね、R。

mblg.tv
続き
《交際を断り続けた場合》


「っは…」

ナマメカシイ、鼻から抜けるような声。
こんな声、出したくないのに…

四肢を組み敷かれた俺は、そこから逃げ出す事は出来ず、まるで蜘蛛の巣に捕らえられた蝶のように、ただただ非力である。

泣きたい…
どうして…

なんで…

穏和だった御曹司が…。


「や…めろ……」

息も絶え絶え吐かれた言葉。

俺を弄ぶ御曹司は、俺の言葉など綺麗に無視し、俺の足の間にかおを埋め、一心不乱にソコを舐めている。


チュル…ピチャ…ピチャ

卑猥な音をわざと立てているのか…

御曹司は丹念にそこに舌を這わせながら、口をすぼめる。



「…ん…ぅ…は…」

ー僕と、結婚してほしいんだ…

「…あう…う…」

ー絶対、君を幸せにするから…

「…は…あ…ぁ…っ」

ーいますぐ結婚して。そうしたら君の望みをなんだって叶えてあげる。

なんだっていい。

僕が全て叶えてあげるから。

だから…
結婚、しよ。


そういって、優しく笑い続けた御曹司を、無下に断り続けた

これは当然の報いなのか……。

優しかった御曹司の優しさに甘えた、罰なのだろうか…。

ただ…俺は…

俺は…

「あ…あぁ…」

チュルチュルチュル。
ピチャピチャ…。

ピチャ…ズズズル…


「いや…だ…ぁ…」

全て俺が呑まれるんじゃないか…という強い口の吸引に、堪えていた涙が溢れ、嬌声が落ちる。

同時に、俺は射精し、御曹司はソレをまた一滴も零さないように吸い上げる。まるで、美味しい極上のジュースでも啜っているかのように。

俺のソコから、顔を離そうとしない。


「ーはっ…あ…」

射精したばかりなのに、刺激を絶えず送り続けられ、俺の身体はずっといきっぱなしのような状態になる。


気持ちいい…
でも…苦しい。

生き地獄だ。



「ー○○、」

御曹司の名前を呼ぶ。

だけど、御曹司は下肢から顔を離さない。
絶望に似た声で、何時も何時も呼んでも…


「ー○○、○○!」

もう、御曹司の瞳に俺は映らない。


御曹司が身体を起こし、俺のアナルの淵に指をかける。

そしてそのまま、指に力を入れて、そこを開き、舌を差し入れた。


「い…あ…あ…」くちゅ…くちゅ…

熱い…熱い…


俺の内部が熱い。

きっと御曹司は舌だけじゃなく、唾液すらもそこに入れているのだろう。

生温かな舌や歯が肌にあたる度にゾワゾワとしたものが身体中を駆け巡った。


「ー○○!○○」

嗚呼御曹司。

御曹司。

俺は…


「ああっ…」


ただ…お前と対等になりたかっただけなのに…


契約なんか関係なくて

お金なんか関係なくて

ただ、お前を愛したかっただけなのに



なぁ、どこで間違えた…?


どこで、こうなったんだ…?



「ー○○○○○」

御曹司が俺の耳元でなにか囁いた。


けれど…


もう、俺の耳には入らない…。

あいされんじゃ2

愛さレンジャー(黄色普通で総受けの場合。攻め・オカマ男前緑)


俺、アイサレンジャー隊員・茂木啓太。高校1年生。
容姿普通・運動神経・頭脳ともに普通の、どこにでもいる高校生です。

身長は、最近少しのびて172センチになりました。
髪はやや色素の薄い茶色の色をした、とくに特徴のない男です。
特徴がないことが実はコンプレックスだったりします。

そんな俺ですが、このたび、世界を守るアイサレンジャーに任命されました。


アイサレンジャーってなにかと、聞かれますと、レンジャーと名のつくとおり、戦隊もののヒーローです。日夜悪の怪人と戦っていたりします。

高校生にもなって、ヒーローなんて…。俺も最初はそう思いました。
そもそも、戦隊モノなんて、特撮の世界だけだと思っていたんです。

だけど…。

「君に、ぜひ、アイサレンジャーのイエローになってほしいんだ!」
「お前になにか魅力を感じたから、所長はお前を押したんだ。お前言っていたよな、なにもないって。お前には、なにもなくなんかない・・・」
「啓太にいてほしい、俺は啓太と一緒に戦いたいんだ」
「凡人がいないと苛める相手がいないじゃんか!ふざけるな」
「啓太、いい?私は貴方を本当に認めているのよ、男として」


だけど、実際戦っているメンバーをみて、心が揺れて、結局みんなの説得があって、受け入れるようになって。

みんなのように、凄い特技とか運動神経はないけど、毎日頑張っているんです。
といっても、俺が一番チームの中では役立たずなんですけどね。


 チームのみんな、すっごい俺に優しくて。
たまに優しすぎなんじゃないかな?なんて思うこともあります。
たぶん、普通な俺だから、話しやすいんでしょうね。


さてさて、今日は・・・なんと、俺グリーンこと、岩田真奈斗さんの家にきています。
真奈斗さんは、隣の学校の生徒会長なんですが、普段は凄く威厳のある方で。
男らしい方です。

そんな岩田さんなんですが、本当は大の可愛いもの好きで、しかも裏では女の方の格好をするのが大好きな方だったりします。その事実を知っているのは、今のところ俺だけ。

実際、岩田さんって普段男前なんですけど、女装すると凄いかっこいい女性に変身するんですよ。

だから・・・、


「啓太?」
「は、はい」
「どうしたの?ぼんやりして・・・」

だから・・・、こう・・・たびたびその美貌に見とれてぼんやりしてしまうことが多々あります。岩田さんは男の方なのに・・・。
女の格好をされると・・・。


「ご、ごめんなさい・・・」
「ふふ・・・かしこまらなくていいのよ?」
「で、でも・・・、あの、」

もじもじ、と所在なく視線をうろつかせる俺。

「それとも・・・」

そんな俺をみて、ふ、と、岩田さんの口元があがる。妖しく。
そして、俺へ体を伸ばし、俺の耳元に顔をよせる。

「期待してるの・・・?エッチなこと、」

そうささやいて、岩田さんは、俺のズボンをやわやわと撫でた。

「・・・っ!」
「ふふ・・・真っ赤になっちゃって、」
「い、岩田さん・・・」
「可愛い。」

くちゅ、と音を立てて、耳たぶを食まれた。
ゾクリ、と得たいの知れない感覚が、凄い速さで背中をかけめぐる。


「この間、散々抱いてあげたからかしら・・・、もうこんな・・・泣いちゃっているわね・・・」
「っ、」
「どうしたの、啓太」

にっこりと笑いながら、俺の顔を覗く岩田さん。その間手はずっと動かし続けている。
もう下着は岩田さんのせいで、ぐちゃぐちゃだ。

「目凄く潤んで・・・物欲しげに口開いて・・・、」
「あ・・・」
「欲しいの?えっちなこと、したいの?凄く、可愛い・・・」

両頬をくるみながら、ちゅ、ちゅ、と口元付近にキスを落としていく岩田さん。
うっとりと、それを受け入れる俺。

どうしてかな、女装している岩田さんにこんなことされて、おかしいはずなのに。
こんな・・・おかしい、のに・・・。
なんで、俺・・・。



「啓太、」

低い声。作ってない、岩田さんの声。

「抱くよ…君を、」

男の岩田さんと、女の岩田さん。
男前の堅物な男の岩田さんと、かっこいい女の少し妖しい岩田さん。

俺は・・・。

「はい・・・」

どんな岩田さんであっても・・・
惹きつけられて、やまない。

あいされんじゃ

愛さレンジャー(黄色普通で総受けの場合。攻め・爽やか緑)


俺、アイサレンジャー隊員・茂木啓太。高校1年生。
容姿普通・運動神経・頭脳ともに普通の、どこにでもいる高校生です。

身長は、最近少しのびて172センチになりました。
髪はやや色素の薄い茶色の色をした、とくに特徴のない男です。
特徴がないことが実はコンプレックスだったりします。

そんな俺ですが、このたび、世界を守るアイサレンジャーに任命されました。


アイサレンジャーってなにかと、聞かれますと、レンジャーと名のつくとおり、戦隊もののヒーローです。日夜悪の怪人と戦っていたりします。

高校生にもなって、ヒーローなんて…。俺も最初はそう思いました。
そもそも、戦隊モノなんて、特撮の世界だけだと思っていたんです。

だけど…。

「君に、ぜひ、アイサレンジャーのイエローになってほしいんだ!」
「お前になにか魅力を感じたから、所長はお前を押したんだ。お前言っていたよな、なにもないって。お前には、なにもなくなんかない・・・」
「啓太にいてほしい、俺は啓太と一緒に戦いたいんだ」
「凡人がいないと苛める相手がいないじゃんか!ふざけるな」
「啓太、俺は誰よりも啓太を望んでいるよ?啓太が側にいてくれないと・・・嫌だよ」


だけど、実際戦っているメンバーをみて、心が揺れて、結局みんなの説得があって、受け入れるようになって。

みんなのように、凄い特技とか運動神経はないけど、毎日頑張っているんです。
といっても、俺が一番チームの中では役立たずなんですけどね。


 チームのみんな、すっごい俺に優しくて。
たまに優しすぎなんじゃないかな?なんて思うこともあります。
たぶん、普通な俺だから、話しやすいんでしょうね。


さて、今日は、そんな愛すべき仲間の、グリーンさんと遊園地にきています。
いわゆる、パトロールってやつです。人が多いところに怪人は沸きますからね。

今日のパートナーはグリーンさん。パートナーは毎回じゃんけんできまるのですが、みんなだいたい俺と組みたがります。

ブルーである、同じ学校の風紀委員の川辺さんは『お前といると面倒ごとが一番少ないから』とか。
レッドである、同じ学校の生徒会長木村さんは、『啓太は可愛いからな〜やっぱり可愛い子と一緒にいたい』だとか。
ピンクである、時季高校のアイドル佐上さんは、『啓太といると僕の下僕にできるし』だとか。

そして、今となりにいるグリーンである、久我さんは…

「どうしたの?啓太?」
「え・・・」
「駄目だよ、デート中にぼんやりしたら・・・」

にっこり、と爽やかな笑顔で微笑む久我さん。
い、今久我さんが微笑んだ瞬間、爽やかな風がふいたのはきのせいでしょうか・・・。

この久我さんは、『啓太がいると、僕は百人力だから、だから啓太と組みたい』といってくれた人で・・・とても爽やかな人です。
清潔感溢れるってやつでしょうか。

隣の高校ですが、久我さんの噂はうちの学校にも届いていて、久我さんファンも多数いるみたいです。
確かに久我さんは、爽やか〜で、いつもにこにこしていて、物腰も柔らかく、話しやすい方です。た、ただ少し困るのが・・・


「あ、あの・・・でー、デートというのは・・・」
「ん?デートはデートだよ?」

あっけらかん、という久我さん。

「いや、あのボクラパトロールに・・・、」
「うん、だから、パトロールという名のデート、でしょ?せっかくパートナーになれたんだから、これぐらいしなきゃ・・・ね?」

そういって、久我さんは僕の手を掴み、指まで絡める。
て、手つなぎ・・・!

こんな遊園地で男同士手つなぎなんて・・・


「く、久我さん・・・」
「はは、気にしない気にしない」
「気にします!」

だって、こんな・・・恥ずかしいじゃないですか!
まだ可愛い子ならいいですよ?絵になる・・・かもですが。
俺ですよ、何の特徴もない、冴えない俺ですよ?

ほら、注目浴びてるじゃないですか!さっきから、ちらちらとこちらを見てくる女子高生がいますよ〜

「久我さん」
「ほら、いくよ…、啓太」
「わわっ」

久我さんが、俺の手を引いて、無邪気に笑いながら走る。

まったくこの人は・・・。

苦笑しながらも、俺は久我さんと手を繋いだまま、その歩みについていった。



ボクと結婚してお嫁さんになってよ!

 思えば。

…始めからヤツはおかしかった。
パーフェクトなはずの人間なのに。


先輩の紹介で紹介されたヤツは、俺より二歳も年下の男で。

家が大きな会社を持ち、長年続く華族の家元でもあり、政界のどんと繋がりもあると噂されている人間だった。

華族、とか家元とか。

平々凡々な俺からしたら、その名前だけでぶったまげるほどだ。

 頭もきれるらしく、将来はほぼ約束されている、大物。

そんなヤツは、顔も気持ち悪いほど整っていて、俺の周りでもよく噂にのぼっていた。人間って不公平だな…と思った。

実際、会うまでは。


「いますぐボクと結婚して、お嫁さんになって欲しいんだ」


…はい?

ガッチリ握られた手に、何かを期待するような、熱すぎる視線。

お互いに名前を言い終わった後の突然のヤツの行動に、目をパチパチと見開く。

数秒の間。
先にうごいたのは、ヤツだった。


「だから…ね…、僕と結婚して、お嫁さんになって欲しいんだよ」
「俺、男、ですけど…」

しかもわりと身長高いし筋肉だってある。

どこをどうみても女には見えないはずなんだけど…


「君が男だなんて、百も承知だよ…」
「へ?」
「こんな色っぽい腰やお尻…ものすごく僕好みだから…ね…」


男はニコニコと笑いながら、俺の腰を支え、尻に手を回す。

ぞわり、といやな汗が伝う。

俺…まさか狙われてる…

焦る俺をよそに、そいつはニコニコと表情を変えず


「僕と結婚してよ…」

とのたまった。
<<prev next>>