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ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー

『持たざる者達の戦い』
ローグ・ワン観てきました。あれ?エピソードZよりこっちの方がエンタメ映画として面白いんじゃないか?と感じさせる作品ですね(個人の感想です)
監督はギャレス・エドワード。ゴジラ2014でもそうだったけど、この監督、後半に一気に盛り上がる手法を使ってきますね。序盤が「どのようにしてローグ・ワンが結成されるか」にフォーカスを当てているので人によっては前半がつまらないと思うかも知れません。
でも「寄せ集めのメンバーで結成された精鋭部隊」というのはエピソード4も同じだし、彼等が何の為に帝国と戦うのかがこのストーリーの一貫したテーマでもあります。
『反乱軍の前日談』
物語はヒロインのジン・アーソの父親(科学者)が帝国によって拉致される場面から始まります。幼くして父も母も失ったジンは反乱軍の主要人物ソウ・ゲレラによって育てられるも、15歳の時ソウによって捨てられひとりで生きる為にあらゆる犯罪に手を染めた戦士。
廊に捕えられた彼女の元に反乱軍の一員であるキャシアン・アンドーとK-2SOが訪れる場面から始まります。
減刑を条件に反乱軍への協力をする事となったジン。
訪れた惑星ジェダでの反乱軍と帝国軍の戦闘に巻き込まれかけた2人の窮地を救ったのはチアルートとベイズの2人だった。だが彼等も含めソウに捕らわれてしまう。
再開を果たしたソウは帝国の脱走パイロットボーディーから手にしたから父親からのメッセージを見せた。
帝国が究極兵器デス・スターを建設している事。
そしてデス・スターの弱点と設計図の在処。
だが惑星ジェダはデス・スターのテストとして放たれたレーザー砲により破壊。年老いたソウはひとり残りジン達を逃がしたのだった。
『父との死別』
ジンは父親のゲイレンとコンタクトを取る為に惑星イードゥーへ潜入。ところがジンの父に会いたい気持ちとは裏腹に彼女のお目付け役を任されたキャシアンに与えられた命令はゲイレンの暗殺だった。それを見抜いたチアルートの言葉にジンは独断で行動し父親との再開を果たしたものの、反乱軍による秘密研究所への攻撃によって父は死んでしまう。ゲイレンを亡くし行き場のない怒りをキャシアンにぶつける。だが反乱軍に長い間身を置いていたキャシアンはあくまでドライだった。
反乱軍の本部に戻ったジン達だが反乱軍はデス・スターを前に降伏を選ぼうとする彼等の姿に痺れを切らし独自に行動しようとする。
『大義ではなく希望の為に』
そんな彼女の姿にキャシアンが語る。反乱軍の戦士として汚い事もしてきた。それは大義の為だと自らに言い聞かせて。だがジンが希望の為に戦おうとするのなら協力しよう、と。こうしてジンの元にキャシアン、K-2、ボーディー、チアルート、ベイズが集まりチーム「ローグ・ワン」が結成される。
ローグ・ワンは惑星スカリフへと向かう。デス・スター
の設計図を盗み出す為に。
『容赦ないギャレス監督』
ローグ・ワンではK-2が中々いいキャラしてました。
C-3POみたく口煩い訳でもなく思慮深くてR-2D2ばりに有能でチューバッカ並に思った事をすぐに口にする、そんなドロイドです。キャシアンが帝国のドロイドを再プログラムした時にこんな性格になったと話しますが、ローグ・ワンだけのキャラクターにしておくのは勿体ないですねぇ。後最後まで生き残るかと予想していたチアルートさんはローグ・ワンのメンバーで一番先に退場してしまいます……。てっきりギャレス監督の一番お気に入りキャラクターだろうから唯一の生き残りになるかと予想していたのですが、結末だけネタバレするとローグ・ワンのメンツ全員死にます。何故殺したし。
でもフォースも使えない名前のない戦士達の物語ですからね。彼等がいかにして希望を繋ぐか。スターウォーズの戦争という面を徹底的にストーリーの中で描いた大人の為のスターウォーズというギャレス監督の味付けがされた作品でした

GW

世間じゃゴールデンウイークらしいですがまぁ私は関係ありませんな。
ブラスカ×アーロンを久々に書きました。
ブラスカ様をアーロンと絡ませようとするといつもブラスカ様が病むのは何故なのでしょう……。
私の中で歪んだ思考に走るブラスカ様は黒ブラスカ様と呼んでます。
ブラスカ様は意外と頑固な方なので割と時折暴走しやすい面もあると思うんです。自分の中で一方的に結論を出してしまってそれに振り回されてしまったりとか。
FF10ではブラスカ様のそういうリアルな人間臭さとかもう少し描いて欲しかったですねぇ。あくまでこういうブラスカ像は妄想の域を出ない訳ですし。
それにしてもどうしていつも私の書くブラスカとアーロンの裏ってドロドロな関係になってしまうのか。
私の中で主従系のBLがどこか違和感を抱いてるせいなのか。
ヒメゴトではこういう主従モノのテンプレである忠誠心を試す(確かめる)為に肉体関係に及んでしまうって話にしたんだけど、逆に考えてみれば主が従者を本当に信頼していたら行為なんてする必要ないと思っちゃうんですよねぇ。
まぁアーロンは結局ブラスカに要求されるがまま身体を許してしまう訳ですが。
でもブラスカ様はアーロンが拒絶してもジェクトへの当てつけとしてやっぱり黙ってたのではないかと。
だからヒメゴトはアーロンもブラスカ様もお互い本心をぶつけ合いながらも肝心な事を隠しているんですよ。
こういう所が主従という微妙な距離の象徴になればいいかな、と個人的な呟きでございました。

アーロンの僧兵時代妄想

アーロンの僧兵時代はあまり語られる事がないので色々妄想が広がりますよね(唐突)
10年前のスピラだとエボンの教えやベベル寺院が権利が強かったので僧兵はエリート集団、討伐隊は寄せ集めの軍団といった感じだったのではないでしょうか。
その中でも副隊長候補だった時点でアーロンはかなり僧兵として実力も人望もあったに違いありません。
枕もしてたんじゃないかという下衆な妄想は私には無理でした←
でもアーロン自身はそんなに出世に拘ってた訳ではなさそうな気がします。真面目にやってたらいつの間にそんな立場になってしまったというだけで。
そんな彼が僧兵からブラスカ様のガードになるなんて余程の事があったんじゃないかと妄想した結果僧兵時代の捏造ストーリーが浮かびました。
若干駆け足気味に書いたので物語的には補足がもう少し必要なんじゃないかと思ってはいるのですが。
アーロンは最初ブラスカの事得体の知れない人だと感じています。そりゃ僧官でありながらアルベド族と結婚した方なんてアーロンからしたら理解出来ないし理解したくもない人物という位置付けです。
実際ブラスカ様は腹の中が読めない感じの人物にしました。自分の考えている事にアーロンがどう思うのかを常に試している、みたいな。(実際ブラスカ様って意外と喰えない男ですよね。ジェクトをガードになるのを条件にして釈放するとか)
僧兵時代に出てくるブラスカがやたら意地悪な性格に見えるのは世間から擦れながらも自分の意志を貫く決意を胸に秘めているからこそです。だからアーロンは彼への態度を次第に改めていくんですよね。
私としては内容の出来はともかくアーロンがブラスカの事を様付けで呼ぶきっかけを書けて満足でございます、はい

スターウォーズ感想

エピソード7〜フォースの覚醒〜公開当日に観に行きました。監督がJ.Jエイブラムスという事で若干不安もありましたが、ファン向けのお祭り映画らしくエピソード4〜6をリスペクトしたシーンが幾つもありました。
では早速ストーリー紹介といきます。
ネタバレしまくりなので物語を純粋に楽しみたい方は回れ右。
舞台はエピソード6から30年後。
ジェダイの英雄ルーク・スカイウォーカーが行方を晦まし歴史の表舞台から消えた。同盟軍改めレジスタンスの将軍となったレイア姫(ルークの双子の妹)はルークの居場所が記された地図を探していた。一方の帝国軍残党ファースト・オーダーもまたルークの地図の為に残虐行為を行っていた。
砂漠の惑星、ジャグー。
そこでレジスタンスの凄腕パイロットであるポー・ダメロンは謎の老人(何故かオビ=ワン・ケノービに似てる)からデータメモリーを渡される。それはルークの居場所を記した地図だった。同時に奇襲してきたファースト・オーダー軍。彼はメモリーを自らのドロイドBB-8に託し軍に捉えられてしまう。彼は戦う事を嫌い人を殺める事が出来ない脱走兵フィンと共にタイ・ファイターを強奪。フィンは銃撃による墜落で意気投合したばかりのポーと離れ離れになってしまう。
主人公のレイは砂漠でジャンク品拾いをして生計を立てる孤独な女性。レイはBB-8そしてフィンと出会う事で突然命を狙われる身となってしまう。ファースト・オーダーから逃れる際に盗んだのは偶然にもミレニアム・ファルコン号。レイとフィンは協力してジャグーから脱出するも、フィンはレイに自分が裏切り者と切り出せずにいた。そんな中レイとフィンは運命に導かれるようにハン・ソロと出会い(勿論チューイもいる)、導かれるようにレジスタンスとファースト・オーダーの戦いに身を置くのだった……。−−・・・とまぁこんなあらすじな訳ですが。フォースを覚醒させるのは誰なのか。
ポスターなどではフィンに見せ掛けておきながらやはりレイでした。そりゃヒロインですもの。(修行すらしてないのでその扱いはリスキーでしたが)
フィンとレイの関係ですが、フィンはレイと行動を共にする内に彼女を助けたいと思うようになります。
でもまだ恋愛未満な感じ?ですかね。
最後に今回の悪役カイロ・レンの正体。
ハン・ソロとレイアの息子ベン(恐らくオビ=ワン・ケノービがルークに名乗っていた名前)でした。
彼はダース・ベイダーに陶酔しルークから修行を受けていたにも関わらず暗黒面に堕ちてしまったとの事。ルジェダイークはそれに責任を感じ姿を消していたのだ。カイロ・レンは未だ光を心の隅に持っており、ハン・ソロは彼を説得しようと試みますが……。
エ正直ピソード7で一番美味しい所持っていったのは−−・・・ハン・ソロでしたね。
結局最後までレイの家族については明かされませんでしたが、ソロを父親のように感じていたという台詞から娘ではないかと予想しています。映画ではレイがルークの所へ辿りついて終わるので、彼女が新たなジェダイとなって再びカイロ・レンと戦う事になりそうです。

ゴジラ2014感想

地上波ですが鑑賞しました。
初代ゴジラを意識したという2014ゴジラ。
流石にミレニアムゴジラとは違ってマグロ喰ってるような奴ではありませんでした。
でも怪獣映画としては恐怖感はいまひとつ。


・ご都合主義展開


物語は芹沢博士がムートという未確認巨大生物の蛹を発見する所から始まります。
ムートは放射能を餌にするので発電所で成長を遂げていく。芹沢博士は研究と管理の為極秘でムートと極秘裏に保管していたのですが怪獣映画お決まりのパターンで羽化してしまう訳です。
ムートは発電所の施設を破壊しまくって次の餌を求めて移動する。政府はムートの存在を隠そうとしますが、当然ムートは危険な存在だしムートを倒そうってなるのですが。おいおい発電所の施設を止めてでもムートを殺しとくべきだっただろうと突っ込まざるを得ません。
(芹沢博士は別段責任を取るコトもなくムートに対抗出来るのはゴジラしかいないとか抜かします。そりゃないだろ!)
そんでもってただの爆弾処理班である筈の主人公はこれまた都合良くムート討伐の任務に巻き込まれていきます。展開の早さで誤魔化しているのですが、モンスターパニックムービーを期待すると肩透かしを喰らうかも知れません。


・舞台装置としてのゴジラ


結局主人公も軍隊も役に立つ事なく平成のVSシリーズの如くつがいのムート2体VSゴジラの図になります。雄ムートと雌ムートのいちゃいちゃぶりと連携ぶりは素晴らしくゴジラですらも苦戦を強いられるのですが、とにかくこの映画はあまり怪獣の巨大感を感じない。暗がりに浮かぶゴジラの足元とか鉄橋の上からこちらを覗くムートとか巨大感を出したいが故に画面の情報を小出しにしたせいで却って迫力が無くなってしまってるんですよねぇ。肝心のゴジラもまた都合良く主人公の近くで戦い都合良く結果的に主人公を助けます。そして街を破壊する事も人間を殺す事もなく海へ還ってしまいます。これではまるでゴジラがただの正義の味方です。放射能光線を吐き出す所がこの映画のピークで後はおまけにしか見えませんでした。


・総評


子供の頃私にとって怪獣映画はゴジラシリーズでした。時には敵になって倒されながらもゴジラという怪獣が魅力的なのはその強さです。幾度も立ち上がっては暴れ回るというロッキー的な展開に興奮し手に汗を握ったものです。ゴジラ2014に足りないのはゴジラの強さでした。VSシリーズでは敵側にも魅力があり時には敵の怪獣を好きになる事もありました。(因みに私はキングギドラ推しです)ゴジラ2014のムートはヒール役にしては少し地味過ぎた印象がありました。果たしてシン・ゴジラではもう少し印象的な敵が出てくるのでしょうか。その前に庵野 秀明監督は劇場版エヴァを完結させられるのでしょうか。