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必要なのは抑圧でなくコントロール

最初は「抑制」って書いてました。

解毒生活の中で日々何かしら気付いてることはあるのに、書けてなくて脳内メモだけ膨大(ではない)に溜まっていきます。

ぱっと思いつくタイトルでは…
・普通の親に育てられなかったこと自体がコンプレックスだった
・自信がなくても人は死ぬ
・私にとっての自由の象徴(昔の話)

少ないな…。忘れる前に書けばいいのに、そもそも、なんというか「思い返す」こと自体が嫌いなので、書かない。
嫌なことでも良いことでも、自分に起きたことは全て忘れてたい。
あ、ちょっと思い出してきた。この話はまた書こう。


タイトルの話しに入ります。

「必要なのは抑圧でなくコントロール」

何の?というと、感情のことです。

いやー、自分が感情に疎いって気付いてから感情関連の本を読み漁って、コンビニのハウツー本とかもなんでもいいから「感情」とタイトルに付くものは気にしてたんですよね。

ただ、コンビニの本は読んでは無いしもちろん買ってはない。
コンビニの本に限らずだけど、「感情」関連の本って、何故か「感情的にならない〜」とか「怒りをコントロール」とか、そんなのばっかりだった。

いやいや、違うんだよ。
感情的にならなないというよりも、感情を自覚したいんだよ。
こう…こういうもやもやっとした何かは「不安」って名前が付いてますよ。
それを書きだすとスッキリしますよ。
抵抗があっても、こんな感じで段階的に吐き出す訓練をすればできますよ。
…的な。

そういうハウツー本が欲しかった。
探し方が悪かったのかなかった。
結果的になんかそういう本はそこまで切羽詰って欲しいと言うほどでもなくなったのだけど。

あと「怒り」関連の本。

これは微妙〜〜。
確かに「怒り」はなんとかしたかった。

親への「怒り」が強すぎて困ってたから、感情について調べてたのもある。
「怒り」が強力なエネルギーを持つ感情だと、よくよく実感できた。

あーーー!!クソ!!あのクソ親!!
人生を返せ!!あああああ〜〜!!
みたいな言葉が頭の中にぎっしり詰まってパンクしそうだった。
モヤモヤじゃない、ガチャガチャゴチャゴチャって感じかな。
頭の中に真っ黒な嵐が起きているみたいな。台風の日の外のイメージが近いかな。
表現が難しいな…それよりもっと強かったんだよ。

抑えても抑えてもどうしようもない。
疲れる。
疲れるし無意味だし、虚しい。

だって、この感情を向けられる相手はいないんだから。
どうしろっていうんだよ。

そんな感じでした。

けど、自分はだけど、「怒り」の感情って家族にだけ向く感情なので、
よくある「友達に、上司に、同僚に…イライラしたときにはこうしよう!」とかは、なんか違った。

うーん、家族以外の他人に「怒り」を抱くことはほとんどないなあ。
イライラ…はもっとない。
なんというか……期待してないんだよね。
「他人も世界も全員クズ」っていう感覚が抜けないから(思考は違うとわかっていても)
別に…気にならない。
理不尽に怒られるのは当たり前。
「仕事が遅い」とかは、自分も遅いからなあ。
自分より遅い人がいても…「せやな」としか思わない。

あ、でも「嫉妬」はある。
幸せな人は憎い。
でもそれはイライラとか怒りと違うなーって。
本当にそれは「憎しみ」
怒ってはいないんだよ。

で、コンビニや書店で意識して見てみると「怒り」関連の本って多いんだなーと思って、
そんなに困ってる人多いのか…と考えてたある時、

ふっと「そっか!コントロールなんだ!」といきなりひらめいた(?)

今まで、怒りだけじゃなく、他の哀楽も抑えてて、それで乗り切ってきてたから、
「感情は抑えるもの」ってイメージが、無自覚にあった。
上からぎゅっと圧し潰すイメージ。

抑えて抑えて、とりあえず置いといて、
目の前のやらないといけないことをやる。

それはそれで特技なのかもしれなかったけど、それで限界が来たんだろうなー。

感情を自覚できるようになってきて、はっきり言って、感情がウザかった。
昔みたいにスイッチ切りたかった。
こんなもんに振り回されるなんて、たまったもんじゃない。

でも、人間らしく生きるのに必要なのは、
押さえ込んで仕舞っておく「抑圧」でなく、上手く操縦していく「コントロール」だったんだなと。
ゲームのコントローラーを握っているみたいに、どこかに行きそうな感情をちゃんと操作する。

まあ、これだけ本の需要があるほど、沢山の人が感情のコントロールなんてできてないんだから、そんな簡単にできるわけではないんだろうけど、
そもそも「コントロール」って発想がない自分にとっては目からウロコだった。

むしろコントロール=殺す
だと思ってたのかも。
「感情は殺してしまえ」と。

とりあえず、感情を否定しないで、認めてあげるところから始まるかな。
「あってもいいんだよ」と。










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