年の瀬押し迫る中、暖かく穏やかな日曜日だった。昼過ぎに起きたら姉たちが遊びに来ていて賑やかだった。
 私はまだまだ病み上がりなのか、今一つ体がいうことをきかなくて、家の中で転んだり怪我したりの踏んだり蹴ったり(笑)。もう絆創膏と湿布が手放せない!最近、貧血なのかめまいもしょっちゅうである。来年こそは体調管理に努めよう。


昨夜観た作品は『アクロス・ザ・ユニバース』(2008年)
 1960年代。父親を探しにリバプールからアメリカへとやって来たジュード(ジム・スタージェス)は、自由奔放な大学生マックス(ジョー・アンダーソン)と出会った。二人はニューヨークのグリニッジ・ビレッジでミュージシャン仲間たちと新しい生活をスタートした。ジュードはマックスの妹ルーシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)と恋に落ちる。しかしベトナム戦争が激化の一途で、仲間たちはそれぞれの場所へ旅立っていくが…。
 『ライオン・キング』の舞台演出で数々の賞を受賞している演出家ジュリー・テイモアが、ビートルズの名曲に乗せ、ミュージカル仕立てにした作品です。誰もが耳にしているビートルズのナンバーを緻密なパズルのように見事にストーリー仕立てになっているのには圧巻でした。しかも若い役者たちの歌唱力も素晴らしいんですよ。学生運動の時代を背景にしただけあって、サイケデリックでポップな感じです。あらためてビートルズの楽曲の良さにも気づかされたりして、最後まで楽しめました