今日は二時間おきぐらいに目が覚めてしまい、結局だるくて暗くなるまで寝てしまった。理由はこの一年私を悩ませる睡眠障害もあるけど、今日は夢のせい。

 今日の夢はすごく怖かった!知人に音信不通な人がいるのだが、意を決して探しに行った私は初めてその人の自宅に行く。すると鍵が開いていて中の様子を確認するべく部屋に入って見ていた。振り返ると私の両親や兄姉たちが座っていて賑やか。知人の友人らしき人もいて、どこに行ったんだかねえなんて喋っていた。一番甲高く喋っていた女性は、私に親しげに話し掛け、食事の支度はどうする?とかいちいち私に尋ね、最初は困惑したが少ししたら慣れてきた。
 場面は変わり、すっかり夜になっていて代々木あたりを車で移動している。窓の外を見るとスクリーンが一緒に動いていて、兵士が銃を片手に走っているモノクロの映像、そしてそのスクリーンの前の道路にはネズミか猫みたいなよくわからない動物が疾走している。
 気がつくと次の場面に移っていた。今度は高層マンションの部屋の入口。部屋の灯りがついていて、私はさっきの女性と喋っている。彼女が部屋を見渡し、「ここにもいないみたい」と言う。そうか、ここにもいないのねと私はこれで帰ることに決めたのだが、部屋を確認して帰ろうと振り返ると夜景が見えて、ビルの窓がみんな赤かった。

 そんな夢だった。目が覚めたらなんとなく不気味であり、胸騒ぎがして気がつけば汗だくだった。夢診断でもしてみようかと思ったけど、スピリチャルな見解では夢占いなどを鵜呑みにしてはいけないと、ある方が仰っていたので調べていない。しかし、何だったのだろう。この頃は眠っても眠っても疲れが取れないので困っている


昨夜観た作品は『ドン・キホーテ〜ラ・マンチャの男〜』
 アロンソ(ジョン・リスゴー)は騎士の小説を読みあさり、すっかりその世界に取り付かれていた。彼は自分の名前や取り巻く全てを棄てて、騎士の“ドン・キホーテ”として生きる決心をした。家族は呆れていたが、彼は老いた馬のロシナンテを連れ奇想天外な冒険の旅に出る。
 ホールマーク作品です。あまりにも有名な話なので、そのあとの展開は読めますよね。老人が居もしない姫を守るため戦いに挑むという妄想は滑稽でありますが、笑い話に見えて実は切ないお話なんですよね。理想を求め続ける男の野望や情熱を老いてもなお追い求めているのですから。こういう男性、嫌いじゃないっす!(笑)