庭は土日両日ともに営業時間内は何故か雨が降らず、お客様がたくさんみえていた。サツキは見頃を終え、例年より二週間早く紫陽花が咲き始めている。暑くも寒くもなく、爽やかな風が庭いっぱいに吹いていて散策にはちょうど良い。私は起きたばかりだったけど、芝生の上で昼寝したくなった(笑)。

　『モンタージュ  三億円事件奇譚』というドラマが二夜連続で放送されて、なんだかんだ最後まで観てしまいそう。三億円事件を扱ったドラマは二年に一度ぐらいやってる気がする。未だ未解決で時効は成立しているが、多くの謎が謎を呼び、物語として作られてきた。今回のドラマでは警察内部が関わったストーリーになっていていちばんしっくりいっている。私も警察内部の犯行だと思っている。
　しかし、昭和の事件なのに誰もタバコを吸わず、ヤンキーですら上品すぎるので少々白ける(笑)。タバコを吸わない若者の方が珍しい時代なのに、食堂のシーンでも全く煙っていないのだ。昭和を知っている者ならば、映像からリアリティーを感じないであろう。世の中は嫌煙家に支配されているのか、テレビの世界は生々しい人間の性までも排除する傾向にある。本当に白ける。刑事ドラマもアクションなしの上品な作りが主流。古臭くとも『太陽にほえろ！』の方がずっと面白い。やっぱり昭和は黄金期だった。








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